2008年に設立された総理直轄の「社会保障国民会議」で提示された「年金シミュレーション」で年金は三直、未加入門ン代では破綻しない事がはっきりした。その会議に委員の一人として参加した細野真宏さんの「わかるシリーズ」の本を読んでみた。年金問題や日本の赤字財政について、分かりやすく説明がされている。マスコミの断片的な情報を鵜呑みにして、単純に将来不安を持ってしまっている大衆にならないよう気を付けたい。本の中で何度も出てくるが「金融・経済教育の必要性」に共感した。

最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!作者: 細野真宏出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 342回この商品を含むブログ (29件) を見る <読書メモ> ○年金制度の持続性・「公的年金」は…

同世代ではあるが、本田直之氏の生き方と考え方に影響を受けている。本書の副タイトル「好きな場所に住んで自由に働くためにやっておくべきこと」とあるように、自分の現在の働き方に対するベクトルが間違いなかったと確認できた本であった。

ちなみに、2012年5月26日(土)に、ファイナンシャルアカデミー主催にて「本田直之のノマドライフスタイル塾」が開催される。ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと作者: 本田直之出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2012/0…

寺島実郎氏と佐高信氏の共通点と相違点が良くわかる対談本であった。

新しい世界観を求めて作者: 佐高信,寺島実郎出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2010/06/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (3件) を見る <読書メモ>○労働人口の34%が年収200万円以下という現状 ・勤労者家計可処分所得を…

副題に「拡大する格差とアンダークラスの出現」とある通り、急速に社会的格差・経済的格差が拡大している構造が分かりやすく解説されていた。

貧困連鎖 拡大する格差とアンダークラスの出現作者: 橋本健二出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2009/02/19メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 10回この商品を含むブログ (5件) を見る ・専門の学者の間では、1990年代の半ば過ぎから格差の拡大が指…

本書は2997年の冬に出版して10刷以上を重ねた『税金は裏ワザで9割安くなる』の改訂版である。世の為人の為に節税をして、改めて、無駄な税金を納めないように心掛けたいと思った。

税金は裏ワザで9割安くなる―元国税調査官が明かす禁断の節税術作者: 大村大次郎出版社/メーカー: あっぷる出版社発売日: 2010/09メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (3件) を見る○税金は無駄遣いされるだけなので、払ってしいけない ・日…

「残業ゼロ」という思想を提唱しているトリンプ・インターナショナル・ジャパンの元会長、吉越浩一郎氏の本。人生をトータルで幸せにする「人生力」が重要だと理解だきた。著者の言うとおり、「人生全体を俯瞰し、人生の勝ち組を目指し」たい。残業をして人生を無駄に過ごしている人達が、一人でも多く、この思想に気づくべきだと思う。

「残業ゼロ」の人生力作者: 吉越浩一郎出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2008/08/03メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 163回この商品を含むブログ (89件) を見る ○残業が「仕事力」を奪う。 ・残業が常態化している会社では、個…

香山リカさんと江川昭子さんが2010年9月11日に、長野県須坂市で行った信州岩波講座での講演と対談に加筆したもの。まさに、誰もが「弱者」になる時代に届けたい1冊である。

きびしい時代を生きぬく力 (岩波ブックレット)作者: 香山リカ,江川紹子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/02/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見る <読書メモ>○香山リカさんの講演「誰もが『…

また、TSUTAYAビジネスカレッジのDVDを借りてきました。今回はドラッカーのリーダーシップ。

20代から身につけたい ドラッカーのリーダー思考法作者: 藤屋伸二出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2011/03/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る○すべての人に必要なリーダーシップ ・役職=役割ではない(ボス=リーダー…

最近、勝間和代さんの著書を片っ端から読んでいる。本人自身が「チェンジメーカー」であり、共感する事が多く書かれていた。

チェンジメーカー作者: 勝間和代出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/09メディア: 単行本 クリック: 41回この商品を含むブログ (21件) を見る <読書メモ> ・世の中の様々なことは、意外と少数の人たちの意志で動いている。 ・2008年の日本人の平均年齢…

最近、TSUTAYAビジネスカレッジのDVDシリーズを、順番に借りるのが習慣になりつつある。講演の録画が多く、なかなか面白い。著者のジェームス・スキナーの日本語がペラペラなのには、ビックリした。

【CD-ROM付】お金の科学?大金持ちになる唯一の方法?作者: ジェームス・スキナー出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2011/04/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (7件) を見る ○お金の9つのルール1.考えるものをつく…

TSUTAYAで、ぷらぷらとしていたら、「TSUTAYAビジネスカレッジ」と称して、ビジネス系のレンタルDVDが並んでいた。東レ経営研究所・元社長の佐々木常夫氏の講演映像を借りてみた。

そうか、君は課長になったのか。作者: 佐々木常夫出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2010/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 66回この商品を含むブログ (53件) を見る『そうか、君はもう課長になったのか。』 <講義DVDのメモ>・…

本田直之氏の著書を全て読み直すことにした。この本は「よい思考をするクセ」について、わかりやすく書かれていて、参考になる。

巻末の1/3が、21日間思考改善トレーニング帳になっていて、実際にやってみるといいと思う。たった3つのクセを直せば人生がうまくいく作者: 本田直之出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2010/04/14メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 13回こ…

著者が中央大学の弁論部「辞達学会」の時代に、弁論部仲間として交流があった。今は勝間和代さんと株式会社「監査と分析」を設立してビジネスパートナーになっているらしい。デチラメな日本破綻論が叫ばれる中、著者は根拠を明確にして、「日本は絶対に国家破産をしない」と主張している。

日本は破産しない!?騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!作者: 上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/10/16メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (10件) を見る ○アルゼンチンはなぜ破綻したのか? ・アル…

大学フリークの一員として、大学経営に関する情報は興味深く、定点観測している。大学全入時代と言われ、いよいよ大学の淘汰が始まっているようだ。最新の情報が学部毎に整理されていて理解しやすかった。

消える大学 生き残る大学 (朝日新書)作者: 木村誠出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/04/13メディア: 新書購入: 2人 クリック: 39回この商品を含むブログ (14件) を見る ・2010年度の学校基本調査によると、日本には国立大学86校、公立大学95校、私…

この半年間位、読書をしてもプログの更新はしていなかったが、プライベートが落ち着いたので、久々のブログ更新。

この本は、2006年1月に勝間さんのデビュー作『インディーでいこう!』を出版社を代えて再出版したものだそうだ。 徳社の対象としては、20〜30代の女性向け。 勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド (ディスカヴァー携書 022)作者: 勝間和代出版社/…

随分とブログの更新をしてませんでしたー。その間、いろいろと考える事があって、第二の人生をお互いに歩むという結果になりました。年齢も年齢なので、いわゆる「婚活」を始めるに当たり、参考文献を探したところ、なんちゃってMBAホルダーとしては見逃せない、マーケティング戦略を「婚活」に当てはめた、文献を発見。

30代以上の女性を商品に見立てて、その商品をマーケット(結婚市場)に売り込み、最終的にひとりの顧客(結婚相手となる男性)に、「この商品でなければ、自分は満足できない」と思ってもらうまでのマーケティング戦略を、実践的なアクションプランを交えて、紹…

結局、ネット選挙は解禁にならなかったが、ネット選挙解禁に向けて盤石な準備をしている千葉選挙区の「小西ひろゆき」氏の試みに注目したい。

2010年参院選の千葉選挙区が面白い!! 候補者9名が、3議席を争う激戦区。中でも、民主党から公認されている「小西ひろゆき」氏がのWebサイト動画コンテンツの充実度には驚く!! 運営スタッフの人件費も含め、これだけのWebサイトを運営するには、相当額のシス…

著者の一人である森永卓郎氏は、四半世紀前の1985年に経済企画庁在籍時に作った「2000年に向け、激動する労働市場」という報告書の中で、現在の大卒サラリーマンが自動的に管理職に登用されるシステムの崩壊と、現在の日本の雇用システムを的確に予測していた事が紹介されていた。

森永氏が2003年に『年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!』、2007年に『年収1200万円時代』を書いたのも理解ができた。資本主義はどこまで暴走するのか作者: 森永卓郎,吉田司出版社/メーカー: 青…

2週間後にインドに「メディカル・ツーリズムの現状調査」に1週間、真野俊樹先生に同行することになり、遅ればせながらインドに関する情報収集をしている・・・。この本の著者は神戸生まれでアメリカでMBAと国籍を取り、神戸青年会議所の理事長になったことがある異色のインド人である。

インド人の血が流れている著者でさえ、インド相手には、事業を採算ベースにするには苦労しているようである。驚異の超大国インドの真実―インド人だからわかる!ビジネスの将来性と日本人の大誤解作者: キラン・S.セティ,Kiran S. Sethi出版社/メーカー: PHP研…

今年最後に読んだのは、元ライブドアのCTOでアルファブロガーの小飼弾さんの本。読書家だけあって、知識は相当ある頭の良い人だと思った。この本の中で紹介されている本も是非んで見たいと思う。

「不動産投資の学校」の講師・束田光陽先生が授業の質問会の中で、紹介してくれた本である。 小飼弾ブログ 404 Blog Not Found弾言 成功する人生とバランスシートの使い方作者: 小飼弾,山路達也出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2008/09/25メディア: 単行…

ライフネット生命保険を創業した岩瀬大輔氏と伊藤塾の伊藤真氏の1年にわたる対談の内容を、整理して著書にしたモノ。もともと二人で共著を出すときに、子どもに何を伝えたいか、何を伝えるべきなのかという問題意識から出発したそうだ。HBSのMBAホルダーの岩瀬氏は伊藤塾の出身で、伊藤真・塾長の影響を大きく受けていることを知った。師弟で東大法学部在学中に司法試験に合格している。一度、機会があれば岩瀬氏の話も聞いてみたいと思う。

超凡思考作者: 岩瀬大輔,伊藤真出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/02/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 44回この商品を含むブログ (56件) を見る ○岩瀬式「目標設定」 ・他人と比較しない。小さな勝利をペースメーカーに、達成感を覚える。 ・欠点…

この本は、副島隆彦氏が税務署の強引な税務調査でひどい目にあった経緯を詳細に記録されており、「国家と福祉のために税金をたくさん取り立てて集めるのは当然のことだ」と頭から信じて疑わない税金官僚たちに、反省を促すために書かれている。

税務調査がどういうものか、理解するのには最適の本であった。まさしく「税務署と本気で闘う本」である。 私は税務署と闘う 恐ろしい日本の未来作者: 副島隆彦出版社/メーカー: ビジネス社発売日: 2005/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 12回この商品…

本書は翔泳社の「大人の社会科シリーズ」として、社会の仕組みと大原則を、社会人・ビジネスマン向けに分かりやすく「為替」ついて解説されている。著者の岩本沙弓さん(青山大MBA)は、1998年から2005年にかけて外国為替を中心にトレーディンク業務に従事されている。米国のドルにとってメリットのある非常に偏ったシステムが世界市場で、どうやって形成されてきたか、オープンデータで分かりやすく検証されている。

円高円安でわかる世界のお金の大原則 (大人の社会科)作者: 岩本沙弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2009/01/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る ○為替市場の習慣 ・基軸通貨を先に、非基軸通貨は…

フレッシュネスバーガーの創業者、栗原幹雄氏の著書を読んだ。「ほっかほっか亭」「ごはな処 おはち」「魚がし日本一」「ワイズダイナー」を創業し、外食人生の集大成として、「フレッシュネスバーガー」を創業された人とは、知らなかった。この本には、外食産業で成功するためのノウハウと、起業のノウハウが凝縮されている。

面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。 フレッシュネスバーガー社長の現場的発想法作者: 栗原幹雄出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2008/09/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (24件) …

物事を「続ける」ための考え方について、米国ADI社が開発した「行動科学マネジメント」の手法で、説明されていて、大変分かりやすかった。著者の石田淳さんに、これから注目したいと思う。

「続ける」技術作者: 石田淳出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2006/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 30人 クリック: 208回この商品を含むブログ (148件) を見る・物事が長続きすることや、すぐに挫折してしまうことに、あなたの「意志の…

世間を賑わしてFXを有名にしたオバサンががいた著書を読んでみた。4億円の脱税とは単純な申告漏れだったのが笑った。それにしても4億円もFXで稼げるとは、恐るべしFX。

著者の池辺さんは、フラワーデザインの教室をやっている普通のオバサンと本人は書いているが、大相場師に違いない。 閉じ込附録についていた「ユキコVチャート」という独自のチャートは、わかりやすいと感じた。あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義作者: 池…

4年間で2000枚以上のマンション・チラシを読破した著者が、いかにして読者の興味を引き付けるかと不動産が日夜研究している販売促進ワザの成果である「マンション・チラシ」について、解説をしている。様々な「販促(反則)ワザ」が紹介されており、新規に物件の購入検討をする際には、大変参考となる本であった。

マンション・チラシ解読術―“販促ワザ”を見抜く法 (中公新書ラクレ)作者: 武内修二出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/12メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見る ○関連Webサイト「マンション・チラシの定点観測」 「マンシ…

政権交代で「ゆうちょ銀行」が注目されているので、本屋で平積みなになっている新刊を読んでみた。情報の整理になった。著者は日本国の破産予測のプロとして、財政についてこれまで研究されてきたそうだ。2013年に日本は大底を迎えると記されている。

ゆうちょ銀行破綻~日本人のための「もう騙されない」経済入門作者: 森木亮出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2009/09/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 44回この商品を含むブログ (3件) を見る ○財政上、日本は破産している ・国と地方の…

副島隆彦氏の今年2009年春出版の著書を読んだ。この本は米国の日本に対する巨大詐欺の構造に絞って書かれている。日本国民の金融資産が、米国で強制的に運用され、吹き飛んでしまっている現実がよく理解できた。

副島氏は、この本で「アメリカ発の金融恐慌」は、まだまだ序の口であり、これから4年間、2012年まではドン底が続くと予言(予測)し、金利、為替、通貨量(マネーサプライ)、株式市場、債権市場、実物資産(金、石油、不動産)の動きについて説明されている。 日…

アイディーオー証券がスポンサーとなっているムック本をサラッと読んでみた。FX取引に必要な知識のエッセンスが整理されていて、なかなかよかった。

株式投資家のためのFX入門―口座開設からFXならではのウラワザまで、この一冊で (角川SSCムック)出版社/メーカー: 角川・エス・エス・コミュニケーションズ発売日: 2008/05メディア: ムック クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る ○各国の金融市場…