再生請負人が語る企業の赤信号(11/20カンブリア宮殿)

11/20テレ東で放送された「カンブリア宮殿」を録画で見た。
今回のゲストは、産業再生機構の冨山和彦氏(専務取締役COO)、秋池玲子氏(マネージングディレクター)、堀越康夫氏(会計士)の3名だった。
41社の再生に携わり、その役目を終えることとなる。
あらゆる組織の再生に、通じる貴重な話を聞けたと思った。<番組のメモ>

○会社の危険信号チェック10
1.社長が55歳以上である
 →難しい局面で決断を迫られる立場であれば体力が必要
2.社内のコミュニケーションが少ない
3.データの報告が遅い
4.会社の良い点が10個挙げられない
5.最近、優しい人が出世する
6.職場が汚い
7.来客に挨拶をしないことがある
8.最近、横文字で話す人が増えた
 →しっかりとしたコミュニケーションができていない
9.上司に年賀状を出す
 →組織が腐っている。
10.社長や創業者の銅像がある

○経営者としてダメなタイプ
・高学歴のエリートサラリーマンの成れの果て
 →修羅場をくぐっていないので、精神的に弱い

○経営は難しい
・会社の主役は、あくまでもそこで働いている人材
・80点でも70点でもよく、ちょっとだけ競争相手より良ければ勝負に勝てる