2006-01-01から1年間の記事一覧

52人のビジネスに関するヒントが短くまとまっていて、非常に参考になった。

特に、ゼロから事業を始めた創業者の話は、目からウロコが落ちました。ビジネスサプリ作者: ギル・バート出版社/メーカー: ライブドアパブリッシング発売日: 2005/09/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る○齋藤正勝(カブドットコム証券・代…

新刊ということで平積みになっていたし、『サラリーマン絶望の未来』という書名に目が引かれ買ってみた。最近、ホワイトカラー・エクゼプション制度が話題になっているが、青島幸夫氏の時代のような「サラリーマンは気楽な家業」では無くなった。

人生は3万日しか無いのに、辛い搾取「絶望」の日々を送らねばならないサラリーマンから脱出を図らねば・・・ 光文社ペーパーバックスはサッと読めてしまうので、結構読破している。 サラリーマン 絶望の未来 Hopeless Salarymen (光文社ペーパーバックス)作…

ご存知、直木賞作家・経済評論家である邱永漢氏のお金儲けシリーズ全6巻の3冊目。

1冊目『お金持ちになれる人』(筑摩書房)、2冊目『損をして覚える株式投資』(PHP新書)、今回り3冊目は、脱サラを試みる人への50のアドバイス。新書なので、サット読めました。 巻末の「お金儲けの名手になりたかったら、まずお金の儲かりそうな仕事を探すこと…

健康ビジネスというキーワードから、大分前に手に入れていた本だが、積読となってしまっていた。

著者はウォートン出身(MBA)で経済学者。22歳でシティバンクの最年少役員、25歳で最年少副社長に就任する一方、24歳でニューヨーク大学の非常勤教授となってから20年間同大学で教鞭をとった。いくつかのビジネスを起業し、26歳前に100万ドル、30歳前に1千万ド…

今日12/24のTBS「がっちりマンデー」のゲストは、カルビーの田中社長だった。

スナック菓子大好き人間だった私としては、物心ついた頃から「かっぱえびせん」「ポテトチップス」を、しょっちゅう食べていた記憶がある。 生活習慣病が問題となっている現代に於いて、カロリー過多の原因であるジャンクフードとなってしまったカルビー製品…

再生請負人が語る企業の赤信号(11/20カンブリア宮殿)

11/20テレ東で放送された「カンブリア宮殿」を録画で見た。 今回のゲストは、産業再生機構の冨山和彦氏(専務取締役COO)、秋池玲子氏(マネージングディレクター)、堀越康夫氏(会計士)の3名だった。 41社の再生に携わり、その役目を終えることとなる。 あらゆ…

鎌田實・諏訪中央病院名誉院長(12/18カンブリア宮殿)

12/18テレ東「カンブリア宮殿」で放送された諏訪中央病院名誉院長の鎌田實(かまた みのる)先生の番組を録画で見た。 医療のあり方を考えさせられた番組であった。赴任時に4億円あった赤字を解消し、訪問医療にも力を入れており、経営センスも持っているのに…

JVA第3回イブニングフォラムの講演メモ

12/20の夜、創業・ベンチャー国民フォーラム主催の「第3回Japan Venture Awards イブニングフォーラム」に参加してきた。 地方で起業し、事業を成功させている起業家3名の話が聞け、良い機会であった。○株式会社いろどり(徳島県上勝町) ・日本料理のツマ(葉…

第3回NTVPプライベートカンファレンス

昨日の12/21に、年2回開催されているNTVPの投資家向けプライベート・カンファレンスの初日目に参加してきた。 パネルディスカッション「Web2.0と、放送・携帯・ネットのデジタル融合」の内容は、大変興味深かった。○モバイルコンテンツ・サービス ・プラット…

書名をみて、思わずサット読んでしまった。

対象は、これから定年退職する団塊の世代に向けて書かれているが、スモールビジネスをスタートさせて5名の事例と、6名のインタビューが紹介されており、大変参考となった。 SOHOの形でスタートさせ、成功率をあげる起業の基本的な考え方を、再度認識させられ…

実践女子大・生涯学習センターの公開講座「多摩ふるさと学〜戦時下の多摩を歩く〜」(全9回)に参加した。

この講座は、「武蔵野の空襲と戦争遺跡を記録する会」という地元多摩の高校教諭ら有志で組織する研究会メンバーが交代で講師を勤めてくれた。 最終回12/9は、JR高尾駅から歩いて15分くらいの山中にある中島飛行機の浅川地下工場跡の見学だった。 地下壕の中…

昨日12/4に首都圏バイオ・ゲノムベンチヤーネットワーク主催の第1回プレベンチャーセミナーが開催され、日経BP社医療局バイオセンター長、宮田満氏の基調講演を聞いてきた。

バイオベンチャーの創業を目指す若手の起業家が集まるのかと思っていたが、投資家サイドの参加も多く、全体的に参加者の年齢が高いのには意外だった。○米国のバイオ業界 ・ジェネンテック社が、2005年に売上でロッシュの53%の規模になった。 ・米国ではバイ…

12/2にNPO法人生活設計支援センター主催の第1回セミナーで、澤上篤人氏の講演会が開催され、参加してきた。澤上氏は今年104回講演をしたそうである。

当該NPO法人は、ファイナンシャルプランナーが中心となり昨年末に設立され、立川市を中心に活動している。 ちなみに、さわかみ投信には、毎月2万円づつ銀行口座から引き落としにして、約1年経つ。 これだけ日経平均がガタガタの期間なのに、プラスになってい…

以前から自作PCに関心はあったのだが、自分一人でゼロから独学してやる自信も時間もなく、憧れだけで終わっていた。

たまたま、首都大学東京のオープンユニバーシティ(公開講座)の講座案内を手に入れ、「自作PC」の講座と「Debian/Linuxのインストール 」の講座を受講した。担当教官の専門は経営学(MBA取得)だが、本人のマニアックな趣味が高じて、マニアックな講座を開設す…

2年程前に、レインズ・インターナショナルの西山社長の講演を聞きに行ってから、FC店加盟に関する情報提供を頂いていた。

今までは、日常業務に追われて忙しかったので、メールもFAXも無視していたのだが、たまたま「パートナーズ・フォーラム」の開催案内を目にし、当該イベントに大変興味があったので、実際に見学させて頂いてきた。 パートナー(レインズではアルバイトをパート…

友人の紹介で『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学』の著書でおなじみの小堺桂悦郎氏の講演会(ビジネス選書&サマリー主催)に参加させて頂いた。

書店の店頭で平積みされていて、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)』の単なる二番煎じとしか思っていなかったが、キャラクターとして相当面白い人で、大変好感を持った。 早速、小堺氏の著書を読んでみたいと思う…

書店で週刊ダイヤモンド(2006年11月11日号)の表紙に「経営幹部必修! ドラッカーの経営論の読み方」という特集記事が目に入り、思わず買ってしまった。

6ページなので、立ち読みできる活字量かもしれない。 ドラッカーの著書は沢山ありすぎて、どれから読む方が理解が深まるのか?どういう内容の本か?ブックオフで見つける度に、買って積読しているが、代表作の簡単な分類が掲載されていたので参考にしたい。…

光文社のペーパーバックシリーズで、サクッと読めた。

高学歴者が割に合わない現状について、よく整理されていて、なかなか共感する点が多かった。 著者の中野雅至氏は、同志社大(文)を卒業後、市役所に2年勤務し、在職中に国家公務員1種行政職試験に合格し、労働省にキャリア官僚として入省したという、相当な「…

レクサスがなぜヨーロッパと日本で苦戦しているのか、何となく理解できた。

著者の言う20世紀までの「商品交換/サービス」経済から「ホスピタリティ」経済に、世の中が動き始めており、21世紀にビジネスを成功させる解がそこにある、という主張はなかなか本質のような気がした。トヨタ・レクサス惨敗―ホスピタリティとサービスを混同…

森永先生のマニアックな本を読んでみました。表紙がキワモノなので、図書館で借りるのが相当恥ずかしかったです。

萌え経済学作者: 森永卓郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/10/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 131回この商品を含むブログ (123件) を見る○萌え市場の特徴 ・ニーズが多様化しており、大企業が参入するほどの生産ロットがない ・オタクからオタ…

社会人が独学を進める上で、必要な情報収集の方法(技術)が紹介されており、大変参考になった。

独学の技術 (ちくま新書)作者: 東郷雄二出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/02メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (9件) を見る ○独学のため参考図書40歳から何をどう勉強するか (講談社+α文庫)作者: 和田秀樹出版社/メーカー: 講談社…

「消費の二極化」では説明できない日本人の消費スタイルを、「プレミアム消費」「徹底探索消費」「利便性消費」「安さ納得消費」の4スタイルに分け、定量データを基に整理、説明されている。

第三の消費スタイルである日本独自の「利便性消費」の市場に占める重要性が高まっているとされ、当該市場の攻略こそが、マーケティング戦略のポイントとしている。 何も考えていない消費者だからこそ、面倒を解消するちょっとした利便性を提供するだけで、消…

成長を続ける企業と没落していく企業の差は、「企業の存在理由」であり、供給力過剰時代に勝ち残るには下記の2つに対する回答を用意する事が必須となる。

1.何ゆえに、その会社が社会にとって必要なのか? 2.提供する商品なりサービスが類似品とどのように異なるか明示できるか? ミッション・ステートメント(社訓)が企業生き残りの必要条件で、差別化が十分条件である。1980年代に日系企業に敗北した米国企業が、1…

ワタミの渡邉社長の2004年4月発行の著書を手に入れた。

98年、2000年発行の本に続き3冊目となる。渡邉社長の物事の考え方は本当に参考になる。 新たなる「挑戦」―夢をカタチにする時 (ソフトバンクビジネス)作者: 渡邉美樹出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 1…

前から読みたいと思っていた本を、漸く読むことができた。

大企業と正面から競争しない元気な中小企業のビジネス手法について、大変参考になる事例が紹介されていた。 著者がNHK教育テレビ「21世紀ビジネス塾」のキャスターとなった2002年から3年間で約400社を取材した中から、「小さな会社の小さな工夫」を紹介して…

ワタミ・渡邉社長の著書を続けて読んだ。

巻末の高杉良氏の後書きてもあったが、正しく「本書には16年間の社長業を通じて、会得した起業家のノウハウがびっしり詰まって」いると感じた。 『青年社長(上) (角川文庫)』の取材時に、高杉氏より「日記を読ませてほしい」という依頼に、渡邉社長はあっさ…

いよいよ小さいながらも自分の会社を設立するということもあり、創業関係の本を探して読んでいる中で、図書館でたまたま、ワタミの渡邉美樹社長の本を手にすることができた。

ワタミのWebサイトを見たところ、予定通りというべきか「グループ600店舗達成」と掲載されて関心した。 やはり組織はリーダーで決まると思った。巻末に作家の高杉良氏がコメントを書いていた。 週刊ダイヤモンド97年5月24日号から「青年社長」を連載。当初、…

新しい事業を始める為に、準備を進めてきたが、どうも売上が大きくなりそうだということで、個人事業主でやるよりは、事業の受け皿用の法人を設立することにした。

5月より株式会社の資本金の制限がなくなったので、株式会社と合同会社(LLC)とどちらにするか迷った挙句、法人の「設立コスト」と「維持コスト」の両方で、メリットがある為、LLCを登記することにした。ということで、東京法務局の調布支局に、登記申請前の提…

『勝者のビジョン』を読んだ。起業準備、起業直後の時期に一読しておくべき本だと思う。

見開きに書かれていたメッセージが印象的で、物語風の薄い本だったので、一気に読んでしまった。 「君の大望を見くびる人に近づいてはいけない。それはつまらない人間だから。真に偉大な人は、君がいつか偉大になれると思わせてくれる。」 マーク・トウェイ…

2003年9月5日、享年58歳、肺ガンで亡くなった青木雄二さんの最後の著書『青木雄二のゼニと病気』を読んだ。

青木雄二のゼニと病気 (プレイブックスインテリジェンス)作者: 青木雄二出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2003/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る ○医療訴訟 ・医療訴訟は年間600件以上、勝訴率は僅か3割。(民事訴訟の勝訴率は、普通8…