2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

NHKスペシャル『インドの衝撃』第2回・11億の消費パワー

3回シリーズのインド特集の2回目。インドの潜在的な躍動感を実感した番組であった。○インドで台頭する中間層 ・人口の65%が年収2千ドル(24万円)以下の貧困層が予測 - 1995年 2005年 富裕層 0.05% 1% 中間層 20% 34% 貧困層 80% 65% ・グルガオン地区(ニュー…

『ファンド・オブ・ファンズ入門』の読書メモ

さわかみ投信の澤上代表の講演で、「おらが町の投信」について触れられ、地方発ファンドの仕組みに大変興味を持った。ファンド・オブ・ファンズの仕組みがよく理解でき、「資産形成のための道具」としてぴったりの運用商品である事がわかる本である。長期運…

NHKスペシャル『インドの衝撃』第1回・わかき上がる頭脳パワー

NHKスペシャルで1/28〜30にかけて3回シリーズで『インドの衝撃』という番組が放映される。第1回は「わき上がる頭脳パワー」ということで、インドが建国以来取っている頭脳立国戦略についての話だった。 貧しい地域の大学予備校で、雨漏りするトタン屋根の下…

1998年頃に慶応大の学園祭での孫さんの生講演を聴くことができ、起業家への道に魔がさした事を思い出した。2000年のネットバブル時に同じく竹村健一氏が著した『孫正義大いに語る!!―ネット革命・新世紀への挑戦』を読み、ITバブルの真っ只中に飛び込んだのが懐かしい。

巻頭の孫さんのメッセージ通り、「孫正義の今と未来を知るのに十分な情報」であり、「インターネット財閥」が着々とリアルビジネスで実績を積んでいることを改めて知ることができた。孫正義のクレージー経営者宣言作者: 竹村健一出版社/メーカー: 太陽企画出…

「起業する前に読む」という所が目に入り、思わず手にしてしまった。ロバート・キヨサキ氏の失敗経験を基に、事業発展の事例と教訓を対話を方式で記されており、自由を求める人に大変参考になる本である。

「大きな目標わ掲げるつもりなら、そのプロセスをやり続ける為ら強い指名を持つ必要がある。強い指名があれば、何でもやり遂げることができる」金持ち父さんの起業する前に読む本 -ビッグビジネスで成功するための10のレッスン作者: ロバート・キヨサキ,シャ…

三鷹ネットワーク大学の「SOHOベンチャーカレッジ第6期《ビジネスプラン編》」を受講しており、参考図書として配布されたガイドブック。

多摩地区のSOHO・インキュベーションオフィスと入居事業者206件が紹介されている。多摩地域の主なSOHO支援施設>西武インキュベーションオフィス 運営 西武シンキンキャピタル株式会社 住所 東京都中野区新井5-29-1西武信用金庫新井薬師ビル4階-5階 最寄り駅 …

LLPの運営状況に関する調査

帝国データバンクから昨年設立したLLP宛てに郵便が着ていたので、新規取引先の特許事務所が信用調査をしてきたのだと思っていたのだが、開封してみると経済産業省の調査協力だった。「LLLPの運営状況に関する調査」というもので、経済産業省・経済産業政策局…

不二家の歴代社長

今朝のTBSサンデーモンーニングで、不二家の同族経営の話題の中で、歴代社長と家計図が紹介され、思わずメモしてしまった。 ここまで一族のみで社長を独占してしまうと、社員のモチベーションは上がらないのは、当たり前だと感じた。 株式会社不二家 創業191…

科学技術振興機構主催の「技術移転に係わる人材育成研修プログラム」で山口大学大学院技術経営研究科(MOT)の向山尚志教授の「ベンチャーファイナンス」の講義を聴いた。

元開発銀行出身ということで、ベンチャーファイナンスの仕組みを分かり易く説明して頂け、大変内容の濃い講義であった。 <講義メモ> ○ベンチャーキャピタル ・現在、我が国では200社近くが存在する。 ・1946年に米国ボストンで設立されたARD(American Rese…

今日は「ベンチャー・フェア Japan 2007」最終日。ソフィアバンク副代表の藤沢久美さんのコーディネートで、事業創造大学院大学理事長・池田弘氏、レオス・キャピタルワークス・社長・藤野英人氏が出演されるということで、早めに会場に行き、前の方の席に陣取りじっくり話を聞いてきた。

藤沢さんは非常に慣れた感じで、2人から面白い話を引き出し、本当に素晴らしいコーディネーターだった。 藤沢さんのまとめのメッセージ「人間としていかに生きる意味を深く考え」、世の中を変えていく原動力となれるような起業家を目指したい。 テーマ「ベン…

昨日に引き続き「ベンチャー・フェア Japan 2007」に行って来た。今日はサイボウズの青野慶久社長が出演されるパネルディスカッションがあり、1998年からサイボウズを愛用しているユーザーの1人として、大変興味深く話を聞いた。

最近、「長期雇用を前定」とした(年功序列と言った後、言い直していた)人事制度に変更したという点が疑問(私は、役職給を基本とすべきと考えるので)だが、更に力をつけて是非とも世界に打って出て行ってほしい。 テーマ 「会社づくりはドラマだ! 〜創業から…

本日1月15日〜17日にかけて、日本最大のベンチャーの展示会「ベンチャー・フェアー Japan 2007」が開催されている。「企業価値拡大セミナー」で幸田真音氏の講演を聞いてきた。

金融業界に関する小説作家だと理解していたのだが、自身も様々な事業にチャレンジした起業の経験があり、また幕末期に実在したの近江商人の起業家を題材にした時代小説の作品があるとは知らなかった。講演の最後のメッセージ「日本が世界で置き去りにならな…

医学と医療の2つの領域に携わってきた(東北大学医学部長の後、宮城県ガンセンター総長を経て現在、宮城県病院事業管理者)著者の久道茂氏が、『国家の品格 (新潮新書)』に感銘を受け、わが国の医学・医療を取り巻く品格の喪失、自信と誇りを失った医療関係者が品格をどうしたら取り戻せるか?医療界における「品格論」を考える材料として本書を位置づけたい。

医学・医療の品格 (薬事日報新書 (24))作者: 久道茂出版社/メーカー: 薬事日報社発売日: 2006/10/01メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る ○医療サービス効果の限界 ・あるがん検診については毎年受診と2年に1度の場合とでは、効果はあまり変わら…

高杉良氏が講演をされるということで、立教大学に行って来た。本人曰く、「最初で最後の講演会」で話を聞けた本当に貴重な講演会であった。

講演終了後に、花束を渡していた女性が、佐高信氏のご令嬢だったことも、私にとっては大変感激する演出であった。 講演テーマ:「メディアは経済と企業をどのように伝えてきたか」○経済小説における二人の功績は大きい(高杉氏が選ぶ代表作) ・城山三郎:『小説…

日経新聞主催の「経営者未来塾」で内田和成先生が講演されるということで、東商ホールまで行ってきました。講演テーマは「異業種格闘技」。

「世の中で起こっている変化が、自分のビジネスにどう影響するのか、違った視線で見直すことで、新たなビジネスチャンスが見えてくる」という閉めのメッセージが大変印象に残った。 内田先生の講演を、今日というタイミングで聞くことが出き、目の前がサッと…

霊験あらたか?秩父神社

秩父で昼食にラーメンを食べた後、まだ電車の時間まで少しあったので、秩父神社まで足を伸ばしてみました。 立派な神社で、圧倒されました。門の両側に奉納された樽酒が積みあがっていました。 新規事業の成功を祈念!!

秩父で有名な「珍達そば」を食べました。

日帰りで秩父に出張。 西武鉄道の「特急ちちぶ号」は快適な乗心地です。電車の乗り継ぎ待ちの時間を利用し、昼食に秩父で有名らしいご当地ラーメンを食べに行きました。 秩父鉄道「御花畑駅」から徒歩2分の場所にある「珍達そば」。 カンバンニ思いっきり「…

NHK『プロフェッショナル』File:037 「どん底の会社よ、よみがえれ」 企業再生専門弁護士:村松兼一氏(52歳)

使命を持って、これまでに100社以上の中小企業の企業再建をやられてきた村松弁護士の生き方に共感した。 独立して8年目に相談に乗っていた小さな子供服店の社長から感謝の言葉が書かれた遺書(FAX)を肌身離さず携帯している。二度と同じ悔しい思いにならない…

1/9に「愛の流刑地」試写会に、ヤクルトホールまで行って来ました。

日経新聞の朝刊小説で連載されていた時は、殆どエロ小説だったので朝からチョット読む気になれなかったが、映画化ということで、どういう映像と脚本で表現されるのか興味がありました。主人公の村尾菊治はの年齢は小説では55歳だったので、豊川悦司がどう演…

1月6日に三貴商事主催「INV@ST 新春経済講演会」に参加してきました。

竹中平蔵氏、藤巻健史氏の二人によるダブル講演で、大変勉強になった。 竹中先生については、今年初めての講演であり、また大臣退任後3ヶ月間はマスコミに出ないと決めていたとのことで、「ナマ竹中」を見れる貴重な講演会であった。 藤巻氏の講演は今回で3…

小児科医不足がニュースになっているが、三鷹市医師会と杏林大学医学部のタイアップで、今年1月4日から小児初期救急平日準夜間診療がスタートした。

地域医師会の献身的な医療活動には、本当に頭が下がります。 ○小児のかぜ等を対象とした初期の診療 開始期日 平成19年1月4日(木)から 診療時間 午後7時30分から午後10時30分(受付は午後10時まで) 診療場所 三鷹市医師会館(三鷹市野崎1−7…

遅ればせながら、Web2.0に関する書籍を読み始めました。

2001年にデジタルハリウッド渋谷校に通って以来、随分とこの世界と離れていたので、テクノロジーの進歩の速さに、ワクワクしています。 この本は、企業がどうブログを活用してビジネスに役立てるかという事を、4つの具体的な成功事例と巻末で100社のブログ事…

学生時代は相当読んだ佐高信氏の著書を久々に読んだ。社会を批判的視点で見る事と騙される側にも責任がある事を忘れていたと反省。

本書は『ザ・ベストマガジン』の2004年10月号〜06年5月号の連載をまとめ、加筆したもの。小泉よ日本を潰す気か!―佐高信の「異議あり!」の思想〈1〉 (佐高信の「異議あり!」の思想 (1))作者: 佐高信出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2006/04メディア: …

さわかみ投信代表の澤上篤人氏の本。

昨年12/2に澤上氏の講演を聞き、読んでみたいとずっと思っていました。講演では時間の関係で省略された長期投資の必要性や背景が説明されている。“時間”がお金持ちにしてくれる優雅な長期投資 これから10年で富の所有者は激変する! (JBシリーズ)作者: 澤上篤…

大和総研の新規産業調査(バイオ・医療分野)のレポートに、新規産業情報部/浅野信久氏による2003年3月1日付の「医療経営革新と医療ベンチャー」というレポートがあった。

内容としては、4年前のデータで少し古いが、医療業界のことが良くまとまっており、大変参考となるレポートである。 混合診療、医師・看護師の派遣事業など、規制緩和がされれば、医療関連ベンチャーの中から急成長する企業が出てくる可能性が高いので、その…

最近、医療サービスの限界を感じており、これから40才までの3年間をかけて、医療業界に関して集中的に研究することにした。

最初にたまたま手にした本は、真野俊樹氏の本である。日本の医療はそんなに悪いのか?―正したほうがいい30の誤解作者: 真野俊樹出版社/メーカー: 薬事日報社発売日: 2002/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る ○今後の医療産業 ・混沌とし…

今年最初に読む本として、この本を選んだ。

ドラッカーの生い立ちから、その著書が書かれた時代の背景説明まで、30年を超える専属関係となり主要著作37冊(改訳新訳を含めると42冊)を翻訳した上田惇生氏の解説による、ドラッカー入門書であった。 本書は、2001年6月より「週刊東洋経済」に8週間にわた…