今日のTBSがっちりマンデーのテーマは「PR戦略」だった。

中学・高校の6年間一緒だった親友が、独立してPR会社をやっている関係で、PR会社がどんな事をやっているかは大体知っていたが、一般市民が気づかない所で、PR会社がブームを作り出しているとは知らなかった。
企業の謝罪会見にもPR会社が関係しているとは・・・
PR会社でリハーサルをして万全の体制で「がっちりマンデー」に出演する社長もいるそうだ。<番組メモ>


○広告とPRの違い
 ・CM:商品を買ってもらうのが目的→「Buy Me」
 ・PR:商品・企業の知名度UPが目的→「Love Me」
    →クライアントがPRしたい情報をマスコミに取り上げてもらう


○PR成功例


 1.「今年の漢字」:清水寺貫主がその年の世相を現す一文字を書くイベント
   ・財団法人日本漢字能力検定協会が漢字を好きになって貰いたい
   ・株式会社TMオフィス(殿村美樹社長)が担当


 2.「さぬきうどんブーム」
   ・香川県の観光PRに提案、40〜50社のマスコミに「さぬきうどん食べ歩き
    ツアー」の共同取材を依頼
   ・株式会社TMオフィス(殿村美樹社長)が仕掛ける


 3.「キシリトール
   ・フィンランドキシリトール原料メーカーがクライアント
   ・株式会社プラップジャパンが担当


 4.「たまちゃん騒動」
   ・国土交通省・京浜河川事務所
    →Webサイトのたまちゃんコーナーは1日12万件アクセス
   ・株式会社プラップジャパンが担当


 5.「お〜いお茶」新俳句大賞
   ・俳句を一般から募集し、受賞作品をパッケージに印刷
   ・お金をかけずに販売促進に結びついたPR

 
 6.「キットカット」受験生に大人気
   ・「きっと勝つ」という響きが、九州の受験生の間で話題になり
    ゲンかつぎ商品としてPR


○謝罪会見:非常時のマスコミ対応のサポート
 ・「十分やっていた」は禁句→やっていなかったから問題が発生
 ・「ノーコメント」は禁句→謝罪会見では隠し事はダメ
 ・「会社ぐるみ」というマスコミの質問に対し、社長が繰り返してしまうと
   社長が発言した「会社ぐるみ」という部分だけが一人歩きしてしまう
 ・緊張するると口元が上がってしまい、笑っている印象に写ってしまう