漫画『ドラゴン桜』の三田紀房氏の著書である。『汗をかかずにトップを奪え!』と同様に、20代〜30代の世代に向けた人生論であった。「個性なんかいらない、型にはまってこそ、成功できる」という最近の教育に対して真っ向から反対する非常に分かり易い内容である。自分より一回り上の世代とは知らなかった。

個性を捨てろ!型にはまれ!

個性を捨てろ!型にはまれ!


<読書メモ>


・世の中には、成功するための「型」か゜ある。個性も才能もいらない。ただ用意された「型」にはまればいい。
・もしチャンスが残されているなら、やるタイミングは「いま」なのだ。いや、本当は「いま」でも遅すぎるくらいなのだ。回り道してるヒマなんて、どこにもない。
・あらゆる場面に「型」は用意されており、その「型」をいち早く探し当て、自分のものとして身につけられるかどうか。それだけが、最短距離で成功するための条件なのだ。
・本当の個性とは、他人と同じことをやっていく中でこそ、明らかになってくるものなのだ。
・「不常識を非真面目にやれ!!」(本田宗一郎)
・常識を疑え!その時様式をぶっ潰したヤツだけが成功できるんだ!
・仕事とは「他人の需要に応えるもの」。