随分とブログの更新をしてませんでしたー。その間、いろいろと考える事があって、第二の人生をお互いに歩むという結果になりました。年齢も年齢なので、いわゆる「婚活」を始めるに当たり、参考文献を探したところ、なんちゃってMBAホルダーとしては見逃せない、マーケティング戦略を「婚活」に当てはめた、文献を発見。

30代以上の女性を商品に見立てて、その商品をマーケット(結婚市場)に売り込み、最終的にひとりの顧客(結婚相手となる男性)に、「この商品でなければ、自分は満足できない」と思ってもらうまでのマーケティング戦略を、実践的なアクションプランを交えて、紹介されている。

「訳者あとがき」で述べられている通り、「本書の狙いが個性を殺して男性受けのいい助成になることにあるのではなく、むしろ自分の個性をより効果的にアピールする方法を習得することにあると気づく」と思う。

素直に、この通りにやってみようかと真面目に考えていまーす。(笑)

プログラム―ハーバード大学MBAメソッドによる30代からの結婚へのステップ15 (ブルームブックス)

プログラム―ハーバード大学MBAメソッドによる30代からの結婚へのステップ15 (ブルームブックス)


・「プログラム」とは、最強のマリッジ・ストラテジー
→理想の男性を見つけるための、ごくシンプルな15段階の実践的方法で、このプログラムを実践すれば、12か月から18か月のあいだに、必ず結婚できる。

・「プログラム」は15のステップからなる

ステップ1〜5 1〜2か月 土台固め
ステップ6〜12 6〜9か月 -
ステップ13〜15 5〜7か月 -


○ステップ1 「マーケティング・フォーカス」
→フォーカスとは「他のもの全てを切り捨てて、1つのことに専念する」という意味。
 有能なマーケティング・マネジャーは、重要なプロジェクトに新たに取りかかる際、自分のエネルギーと才能を全て注ぎ込む覚悟をする。

○ステップ2 「マーケティング・サポート」
→リーダーが最大限の実力を発揮するには、様々な分野に秀でたスタッフで構成された戦略チームが不可欠であり、それを編成することこそ、リーダーが在職期間内に行う最も大切な仕事。

○ステップ3 「パッケージング」
→消費者は目にした品物を買うかどうか5秒以内に決める。商品を売る際、パッケージングは他の戦略に負けず重要な要素となり、全ての戦略に投資するだけの資金がなければ、とりあえずパッケージへの投資を優先させるべき。

○ステップ4 「マーケティング・エクスパッション」
→マーケターの狙いは市場を拡大して、できるだけ多くの顧客セグメントに商品を売ることにある。商品を売る機会を増やすためには、市場を広げなければならず、できるだけ多くの顧客セグメントをターゲットにする。

○ステップ5 「ブランディング
→週品をヒットさせるためには、コンセプトのはっきりした印象的なブランドが不可欠。
商品には、ブランドが必要であり、ブランドが曖昧だと、結局は誰からも買いたいと思ってもらえない。

○ステップ6 「アドバタイジング」
→どんなに優れた商品でも効果的な広告キャンペーンを行わなけれは、売上は伸びない。消費者に商品を理解してもらうには、消費者に情報を与え、正しい選択をしてもらうように導く広告活動をするしかない。

○ステップ7 「オンライン・マーケティング
→売上を伸ばすには、商品のメツセージをできるだけ多くの消費者に、素早く効果的に伝えなければならない。インターネットはとても効率的な販売ツール。

○ステップ8 「ゲリラ・マーケティング
→買い手に商品イメージを植えつけるべく、これまでに類を見ない意表を突いた作戦を試みること。予算が限られている中小企業か大手企業に対抗するためによく使うテクニック。

○ステップ9 「ニッチ・マーケティング
→ニッチとは、従来の製品・サービスでは満たされなかった潜在需要に対応する、小さいけれど確実に収益を見込まれる特定市場分野を指す。マーケターは、不特定多数の人々をターゲットにして商品を売る一方で、その市用品を買ってくれる可能性が高い顧客層に対して、売り込みに一層力を入れる必要がある。

○ステップ10 「テレ・マーケティング
→電話セールスは4%の成功率と効果的な戦術であり、コストがかからない利益が見込める販売方法。
有能なマーケターは、電話セールスを売り込み戦術の1つに必ず加える。

○ステップ11 「マス・マーケティング
→できるだけ多くの潜在顧客に商品をアピールする戦略。有能なマーケターは、様々なマス・マーケティングをしかけて、商品のメッセージが可能な限り、多くの人の目に触れるようにする。

○ステップ12 「イベント・マーケティング
→マーケターは自らイベントを主催したり、既存のイベントのスポンサーになったりして、製品を売り込む。イベントの利点は、イベントで人々と交流を図って商品をアピールでき、事前に招待という名目で顧客に働きかけれ、終了後も御礼という形でフォローアップができる。

○ステップ13 「プロダクト・ライフサイクル」
→製品には「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」のライフサイクルがある。有能なマーケターは、商品のライフサイクルを予想し、それぞれの段階で生じる問題を対処して、製品が市場で生き残れる戦略を立てて行く。

○ステップ14 「クォータリー・パフォーマンス・レビュー」
→売上を順調に伸ばすためには、業績を定期的に検証せねばならない。有能なマネジャーは、変化を予想し、絶えず業績に目を光らせて、その時々でアクション・プランを変えて行く。

○ステップ15 「イグジット・ストラテジー
→ビジネスが永遠に続くものではないことは初めから分かっているので、適切な時期にビジネスを中止することを前提に、経営者はプランを立てる。