結局、ネット選挙は解禁にならなかったが、ネット選挙解禁に向けて盤石な準備をしている千葉選挙区の「小西ひろゆき」氏の試みに注目したい。

2010年参院選の千葉選挙区が面白い!!
候補者9名が、3議席を争う激戦区。

中でも、民主党から公認されている「小西ひろゆき」氏がのWebサイト動画コンテンツの充実度には驚く!!
運営スタッフの人件費も含め、これだけのWebサイトを運営するには、相当額のシステム投資をしているのではないかと想定する。

公式Webサイトから「コニタンチャンネル」(YouTube版USTREAM版)が用意されている。
千葉選挙区の候補者の殆どが、ブログだけ、twitterだけでの情報発信であるのに対して、小西ひろゆき氏のネット選挙解禁に向けた事前の体制作りは素晴らしい。

YouTube版コニタンチャンネル」では、千葉県内各地での街頭の映像が、18か所もアップされており、街頭演説を始めた4月末頃から、6月12日の事務所開きに至るこの2か月余りの短期間で、いかに小西ひろゆき氏が、人間的に成長したかが伝わってくる。落下傘候補者が、政治活動を通して、政治家としての成長過程を、定点観測したアーカイブである。

USTREAM版コニタンチャンネル」では、6月5日に谷亮子氏が千葉県入りした街頭活動の際に、船橋駅と千葉駅の2か所の野外街頭演説をUSTREAMで生中継した。
また、6月12日の事務所開きでも、同じくUSTREAM版で生中継を試みている。

一方、これらの画像コンテンツから、公式Webサイトへのギャザリングも、戦略的に練られていると思われる。

6月24日の公示日に向けて、どんなネット戦略を展開してくるのか、目が離せない注目候補者である。