今年から「超」整理手帳を使用しており、大分慣れてきたが、この手帳の開発者である野口悠紀夫先生の手帳術について、念のために目を通しておく為、読んでみた。

1994年に先生が自作したプロトタイプの写真もあり、この10年間の試行錯誤の結果、現在の形になったことが良く分かった。

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)

<読書メモ>

タイムマネジメント
・「見える化」が最も必要なのは「時間」
・とにかくスタートする
 →仕事の全工程の中で一番難しいのは「始めること」。始めていさえすれば、その仕事について四六時中考えるようになる。
・変化があれば時間は充実する
 →時間の長さは一定ではなく、新しいことがあると長く感じる。変化が多ければ時間の区切りが多くなり、その結果、一定の期間を長く感じる。つまり、変化こそ重要。忙しいと時間の限界価値は高まるる
・重要な仕事のためにスケジュル表を白くする
 →スケジューリングの最終目的は「予定表を白くすること」。予定が詰っているのは、他人に振り回されて、本当に重要な仕事をしていない証拠。


○TO-DOリスト
・なぜ着手できないのか?(やりたくないのか)
 1.締切りがそれほど緊急でない
 2.あまりに大問題であるため、簡単に処理できない
  →1と2より、「締切りがない重要な仕事は、いつになっても取りかれない」命題が演繹される
 3.処理することに苦痛が伴う


○公式リフィル作成ソフト
「超」整理手帳フォーラム
講談社MouRa