アップルが「iフォン」を始めた理由

本日の「大前研一ニュースの視点」で、アップルとシスコが「iフォン」商標訴訟の和解が成立し両社で使用することとなった件が取上げられていた。

その中で、PCのWeb利用で20代のりよう割合が減少しているという指摘があった。



ネットレイティングス社の調査によると、家庭のPCによる
Web利用者の年齢別構成比は、00年4月から06年3月までの間に、
20歳代の利用割合が劇的に減少。
※「Web利用者全体の年齢構成比の推移

- 2000/4 2006/3
19歳以下 17.3% 20.9%
20歳代 23.6% 11.9%
30歳代 27.0% 24.0%
40歳代 19.5% 24.0%
50歳代 8.9% 11.8%
60歳以上 3.8% 7.4%

出所:データクロニクル2006・ファクトシート(ネットレイティングス社)

20代の層は、自宅に固定電話を引かずPCも持っておらず、Webも全て携帯電話で使用しているということらしい。
スティーブ・ジョブズ氏もこの背景を意識して、PCが使われなくなると予測して携帯業界に参入を決めたと大前氏は指摘している。
更に携帯業界は戦場のような激しい戦いになる市場と予測している。