日経新聞の夕刊に『ネツト書評家の実力』という記事が掲載されていた。
個人のブログが、本の売れ行きを左右しているらしい。すごいことだと感心した。
<記事のメモ>
○橋本大也氏のブログ「情報考学」
・ITベンチャーを経営
・2003年9月から開始以来、800冊を紹介。
・1日当り閲覧件数は約1万。
・1日1冊は読破して、ブログを毎日更新している。
・書店のアフィリエイトで年間120万円の収入。
・自分の読書記録であるとともに、ブログの読者を意識した内容にしているのが特徴
○松山真之介氏の書評メールマガジン「Webook of the Day」
・会社役員
・30〜40第のビジネスマンら1万3千人強の読者。
・出版社から週に5〜6冊の献本が無償で送られてくる。
・人に薦めたい本だけ取上げ、内容の批判はしないのがポリシー。
○出版社のコメント
・人気のある書評家は読者の信頼もあつく、取上げられると購買に
結びつきやすい。(ダイヤモンド社)
・2007年5月刊行の『戦わない経営』は、見本本を読んだ複数のネット
書評家が発行前に内容を紹介後、ネット書店で予約が集中し、発売後
2週間で増刷、3万部を売り上げた。(かんき出版)
○アマゾンのコメント
・レビューの質・量が充実している本は売れる可能性が高い。
・閲覧者による投票でレビュアーはランキングされており、優良なレビュアー
による書き込みは本の売れ行きにも左右する。
○主なネット書評
・404 Blog Not Found (人文、科学、社会)
・俺と100冊の成功本 (自己啓発書)
・浅沼ヒロシの書評ブログ (社会、経済、文芸)
・ビジネス・ブック・マラソン (ビジネス)