今日のTBSがっちりマンデーは、「餃子の王将」。学生時代は大変お世話になったものだ。

チェーン展開をする場合、必ずマニュアル化の徹底が必要と思っていたが、餃子の王将は全くマニュアルを否定し、店ごとにそれぞれの答えがあるべきという考えで店舗展開をしているそうだ。
1000店舗展開に向けて、頑張ってほしいものである。<番組メモ>


餃子の王将
 今年500店舗を突破、年商614億円。
 創業1967年、1号店は京都四条大宮
 創業者 加藤朝雄氏


○中華料理チェーン年間売上ランキング(出典:日経MJ)

王将フードサービス 614億円
際コーポレーション 212億円
蓬菜 137億円
イーアンド 137億円
銀座アスター食品 129億円


○王将の餃子
 昭和40年代前半、関西で「萊萊」という餃子屋が最盛期で、対抗して餃子を
 メニューにした。
 1日120万個を販売、餃子だけで1日4千万円の売上
 餃子工場では、1日1万個のキャベツ使い餃子のアンを作り、1日5.1トンの
 小麦粉を使って100万個分の餃子の皮を作っている。


○儲かり戦略
 1.餃子無料券:業界初
  →金券と同じなので、創業以来、社員が配布している。
   全国で1日2万枚、400万円分を配布している。
 2.マニュアル無し
  →答えは店の数だけある


○報奨金制度
 ・創業4年目の1970年に4店舗となった時、売上の伸びが止まり、廃業まで
  検討することとなり、社長が決断。
  「儲かった分は、その店の従業員に還元する」ことに決定し、売上2倍に。
 ・売上1位の京都府左京区北白川店の場合、月間売上2300万円で、40万円の
  報奨金。全スタッフに店長が分配金額を決定。


○配送センター
 ・千葉、京都、福岡の3ヶ所の為、北海道・東北には未出店。
 ・毎日、豚肉10トン、卵7万個、キャベツ2万個、玉ねぎ3万個を配送。