世間を賑わしてFXを有名にしたオバサンががいた著書を読んでみた。4億円の脱税とは単純な申告漏れだったのが笑った。それにしても4億円もFXで稼げるとは、恐るべしFX。

著者の池辺さんは、フラワーデザインの教室をやっている普通のオバサンと本人は書いているが、大相場師に違いない。
閉じ込附録についていた「ユキコVチャート」という独自のチャートは、わかりやすいと感じた。

あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義

あの4億円脱税主婦が教えるFXの奥義


○FXとの出会いと取引状況
・2000年夏に、取引していた商品先物の会社から、FXの口座開設を頼まれた。
・150万円で初めて1〜2年で、年間1000万円の確定利益が出ていた。
・2005年には1日あたりスワップ金利が45万円。月に1300万円を超えていた。



○脱税発覚の経緯
・6年目に、FX会社担当者から聞いて、FXの利益は自分で申告して納税しなければならないことに気がついた。
・それまで、スワップ金利も為替差益も源泉徴収されたあとのものが入金されていると勘違いしていた。
・1か月かけて6年分の取引報告書を、取引していた6〜7社から取り寄せたが、3月の確定申告に間に合わず、結局10月半ばに税務署に申告した。
・その後2006年12月から翌3月までの4か月にわたり、国税庁の取り調べを受けた。
・取り調べの間の4か月分の延滞税がかかった。
・口座名義を子供と主人の名義で開設していたのが、大問題となった。


○国庫に収めた金額は3億1900万円

2000〜2006年にFXで得た利益 4奥4000万円
所得税 1億3900万円
延滞税 3600万円
重加算税 8000万円
住民税 3000万円
罰金 3400万円
合計 3億1900万円


値洗い
・未決済のポジションを現在値で決済したばあいの利益
トレイダーズ証券では、値洗い益で新規ポジションが建てられ、資金効率が高まる。


○FXの取引手法
スワップ金利目当ての長期ポジションを底値で仕込んで、その値洗い駅を使って短期トレードを繰り返す。
・長期ポジションは、底値の見極めが大切で、安心して持てる底値は数年に1度しかない。
トルコリラは、政府金利が16%台(2008年10月)。政策金利が13%を下回ったことはない。
トルコリラを1万通貨買うと、1日360円のスワップ金利がつき、毎月1万円で年間13万円になる。13円下がっても損益はゼロ。


○トレーターズ証券の特徴
・含み益が有効利用できる。
  →値洗い証拠金で新規売買が可能
スワップ利益が毎日口座に反映される。
レバレッジを選択できる。
  →コース毎に、10倍、33.3〜100倍、50〜100倍、200倍
・オンラインでも電話でも注文できる。
  →コールセンターは24時間稼働。
・顧客の資金を新タク保全している。
・多彩なセミナーが随時開催されている。