経済

2008年に設立された総理直轄の「社会保障国民会議」で提示された「年金シミュレーション」で年金は三直、未加入門ン代では破綻しない事がはっきりした。その会議に委員の一人として参加した細野真宏さんの「わかるシリーズ」の本を読んでみた。年金問題や日本の赤字財政について、分かりやすく説明がされている。マスコミの断片的な情報を鵜呑みにして、単純に将来不安を持ってしまっている大衆にならないよう気を付けたい。本の中で何度も出てくるが「金融・経済教育の必要性」に共感した。

最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!作者: 細野真宏出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/06/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 11人 クリック: 342回この商品を含むブログ (29件) を見る <読書メモ> ○年金制度の持続性・「公的年金」は…

著者が中央大学の弁論部「辞達学会」の時代に、弁論部仲間として交流があった。今は勝間和代さんと株式会社「監査と分析」を設立してビジネスパートナーになっているらしい。デチラメな日本破綻論が叫ばれる中、著者は根拠を明確にして、「日本は絶対に国家破産をしない」と主張している。

日本は破産しない!?騙されるな!「国債暴落で国家破産!」はトンデモ話だ!作者: 上念司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2010/10/16メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブログ (10件) を見る ○アルゼンチンはなぜ破綻したのか? ・アル…

著者の一人である森永卓郎氏は、四半世紀前の1985年に経済企画庁在籍時に作った「2000年に向け、激動する労働市場」という報告書の中で、現在の大卒サラリーマンが自動的に管理職に登用されるシステムの崩壊と、現在の日本の雇用システムを的確に予測していた事が紹介されていた。

森永氏が2003年に『年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!』、2007年に『年収1200万円時代』を書いたのも理解ができた。資本主義はどこまで暴走するのか作者: 森永卓郎,吉田司出版社/メーカー: 青…

本書は翔泳社の「大人の社会科シリーズ」として、社会の仕組みと大原則を、社会人・ビジネスマン向けに分かりやすく「為替」ついて解説されている。著者の岩本沙弓さん(青山大MBA)は、1998年から2005年にかけて外国為替を中心にトレーディンク業務に従事されている。米国のドルにとってメリットのある非常に偏ったシステムが世界市場で、どうやって形成されてきたか、オープンデータで分かりやすく検証されている。

円高円安でわかる世界のお金の大原則 (大人の社会科)作者: 岩本沙弓出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2009/01/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る ○為替市場の習慣 ・基軸通貨を先に、非基軸通貨は…

政権交代で「ゆうちょ銀行」が注目されているので、本屋で平積みなになっている新刊を読んでみた。情報の整理になった。著者は日本国の破産予測のプロとして、財政についてこれまで研究されてきたそうだ。2013年に日本は大底を迎えると記されている。

ゆうちょ銀行破綻~日本人のための「もう騙されない」経済入門作者: 森木亮出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2009/09/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 44回この商品を含むブログ (3件) を見る ○財政上、日本は破産している ・国と地方の…