2009-01-01から1年間の記事一覧

ワイキューブの安田佳生氏代表の本で、3年前の2006年に平積みされていたベストセラーを読んでみた。タイトルが目を引くが、本の内容は安田代表のビジネスに対する考え方が書かれていた。あくまでも安田代表の個人的な価値観・考え方であるが、参考となる部分が数多くあった。安田代表もリクルート出身であった。

千円札は拾うな。作者: 安田佳生出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2006/01/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 107回この商品を含むブログ (217件) を見る ・「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」(アインシュタイン…

著者の三浦哲氏は、米国に留学したり英語学習に「無駄な苦労をたくさんした」経験を振り返り、もし中学生に戻れるなら、10文の1の労力とスピードで英語を身に付けることができると言っている。その英語を身につけるための「知識」を多くの人に伝えたいと2002年に「経営者の英語を『使える英語』にする2つの方法」という冊子を無料でインターネット上で配布していたそうだ。

本書は、その小冊子をベースに6倍くらいの内容に書き直したものだそうだ。 後輩との会話形式で書かれており、非常に分かり易く、英語の原書にチャレンジしてみたい気にしてくれる内容であった。 他人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい作者: 三浦哲出…

NPO法人自立生活サポートセンター「もやい」の湯浅誠氏の著書を読んだ。貧困社会と格差社会の違い、貧困は意図的に作られているカラクリが、良く理解できた。1969年生まれの同い年にこんな立派な人がいて、誇りに思う。

「あとがき」で、湯浅氏は「」本を買うお金のない人に、この本を読んでもらいたいから、地元の図書館にリクエストしてほしいと読者にお願いされていた。 『[rakuten:book:12930739:title]』の著者・クリス岡崎氏が、買うに値しない同書の中で、読者に対し「…

アントレプレナーセンター(元・就職予備校)の福島正伸氏の最新本を読んでみた。2年前くらいから、福島さんの講演を3回聴きに行ったことがあるが、講演ネタが満載の本であった。講演に行けない人も、この本を読めば、擬似的に福島さんの感動エピソードを体感できるのでお勧めである。ゴールデンウィークの間に、「何のために働くか?」働く理由を確認するという原点に戻れるキッカケを得られた。

巻末の「おわりに」で、仕事で悩んでいる人に2つの提案が書かれていた。 1.人に会いに行って、話しを聞いて欲しい。人はあなたが予想もしなかったヒントとアイデアを与えてくれる。 2.誰かを励ます。元気のない人に、「大丈夫だよ」声をかけた一言が、自分自…

本田健氏のセミナーで、朝倉慶氏のこの本が紹介されていたのを思い出し、遅ればせながら読んでみた。世界経済はやはり、もう終わっているような気がした。ここまでの事態を誘発した原因が、詳しく説明されており、我々が今、置かれている世界大恐慌への道が避けられない現状がよく理解できた。

個人の力では、もう何もできないが、現状を認識して覚悟を固められることがでただけでも、この本を読む価値があった。 大恐慌入門 何が起こっているか? これからどうなるか? どう対応すべきか?作者: 朝倉慶(あさくらけい)出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2…

大前研一氏のサラリーマン・シリーズを読んでみた。この本は、「30〜40代で現状に満足していないサラリーマン、危機感を抱いているサラリーマン、もっと上を目指したいと思っているサラリーマン」に向けて、自分を再起動して反転攻勢に出てもらうことを目的に書かれたそうである。

見えない大陸で、サバイバルしていく為に、これまでの20年間の知識や経験をリセットして、「再起動」が必要と実感させられた。 サラリーマン「再起動」マニュアル作者: 大前研一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/09/29メディア: ハードカバー購入: 2人 …

テレ朝の「サンデープロジェクト」に、田原総一朗氏のインタビューに答える形で勝間和代さんが出演されていた。

ご本人の著書にも書かれている事ではあったが、分かりやすくポイントをまとめて話されていので、メモを取っておいた。タイトル「ベストセラー作者の脳活性化術」・僅か2年で21冊を出版、276万部(翻訳・共著含む)売れた。 ・スポーツジム通いは自分への投資、…

「小泉・竹中改革が、格差を生んだ」と世間で言われている。果たして本当だろうか?と感じていて、竹中平蔵氏と田原総一朗氏の対談をまとめた本をみつけたので読むことにした。やはり、格差のキーワードは「経済のグローバル化」であるような気がする。改革路線から、大きく揺れ戻しているが、中途半端が最も良くないと感じる。

ズバリ!先読み 日本経済 改革停止、日本が危ない!作者: 竹中平蔵,田原総一朗出版社/メーカー: アスコム発売日: 2008/10/10メディア: ハードカバー購入: 1人 この商品を含むブログ (15件) を見る ○サブプライムローンの影響 ・FRB議長のベン・バーナンキが最…

門倉貴史氏の著書である。現在の日本の若者が働く現場で直面する様々な問題を、多数の統計データに基づいて解説されている。下記の貧困問題と現在の貧困問題の間には決定的な差があることが理解できた。

正社員・非正社員にかかわらず、日本国内で働いている全ての人が、いつでもワーキングプアの状態になるリスクを抱えているという事が良く理解できた。 ワーキングプアは自己責任か作者: 門倉貴史出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2008/03/11メディア: 単行…

ビジネスバンク社の浜口隆則氏の共著を読んだ。非常に読みやすい文体で書かれていて、読みやすく、一気に読んでしまった。創業時の初心を忘れないようにしたいと、改めて実感させられる本であった。

著書の専用サイトも参考になる。 「小さな会社でありながら、その地域や業界でブランドと呼ばれるような会社は、矢印が内向き」「その為には、会社の方向性(ビジョン)が誰の目から見てもはっきりしてべき」という言葉がエッセンスである。だれかに話したくな…

元国税調査官の大村大次郎氏の著書で、ライブドア事件を「国策捜査」であるとする理由が色々と書かれていた。特に小泉政権の支持率が低くなり、ピンチとなった時に、必ず大きな事件が発生しているという分析は共感する。

東京地検特捜部は「正義の味方」と言われているが、官僚組織のルールでしか動けないというのは以外であった。 ライブドアショック・謎と陰謀―元国税調査官が暴く国策捜査の内幕作者: 大村大次郎出版社/メーカー: あっぷる出版社発売日: 2006/03メディア: 単…