経営者

ライフネット生命保険を創業した岩瀬大輔氏と伊藤塾の伊藤真氏の1年にわたる対談の内容を、整理して著書にしたモノ。もともと二人で共著を出すときに、子どもに何を伝えたいか、何を伝えるべきなのかという問題意識から出発したそうだ。HBSのMBAホルダーの岩瀬氏は伊藤塾の出身で、伊藤真・塾長の影響を大きく受けていることを知った。師弟で東大法学部在学中に司法試験に合格している。一度、機会があれば岩瀬氏の話も聞いてみたいと思う。

超凡思考作者: 岩瀬大輔,伊藤真出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/02/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 44回この商品を含むブログ (56件) を見る ○岩瀬式「目標設定」 ・他人と比較しない。小さな勝利をペースメーカーに、達成感を覚える。 ・欠点…

フレッシュネスバーガーの創業者、栗原幹雄氏の著書を読んだ。「ほっかほっか亭」「ごはな処 おはち」「魚がし日本一」「ワイズダイナー」を創業し、外食人生の集大成として、「フレッシュネスバーガー」を創業された人とは、知らなかった。この本には、外食産業で成功するためのノウハウと、起業のノウハウが凝縮されている。

面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。 フレッシュネスバーガー社長の現場的発想法作者: 栗原幹雄出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2008/09/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (24件) …

伊藤塾塾長の伊藤真さんの本を続けて読んだ。伊藤さんの本を読むと、難関な資格試験をトライしてみたくなってしまう。

まえがきの冒頭に「現在の自分は、過去の自分の選択の結果である。過去のあらゆる場面において下した様々な決断の結果によって、今の自分はできあがっている。だから、これからの選択によつて将来はいくらでも変えられる」という始まりは、最もだと思った。…

伊藤塾塾長の伊藤真さんの著書を読んでみた。共感する部分がかなりあり、メモしておきたいと思った。司法試験であっても、成否を分けるのは「頭のよさ」ではなく「続ける力」だと確信しているそうだ。すべての成功は、だれもが持っている「続ける力」から生まれるとのこと。

本の中で紹介されていた、「伊藤塾が創業10年目に、法科大学院の設立準備をして、1600人の学生の応募があったにもかかわらず、文科省の認可が下りず、挫折したと同時に、従来の司法試験そのものの受験生減少で、大きなピンチを経験した」という話は知らなか…

泉正人さんの「仕組み」シリーズ3作目を読んだ。前作までは、仕事を短時間で効率よく終わらせ、自由な時間を作るための「仕組み」について紹介されていたが、この本では更に発展して、効率化で捻出した時間をより充実させて創造的にするための原則やテクニックが紹介されている。まさしく著者の言う通り、「人生そのものを仕組み化する」ための3つの考え方と5つのテクニックが紹介されていた。

「仕組み」思考術作者: 泉正人出版社/メーカー: アスコム発売日: 2009/07/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (11件) を見る <読書メモ>全く新しい時代を生きていく私達が、頼りにするのは自分しかない。 「…

「仕組み」ファイナンシャルアカデミー・泉正人氏のシリーズ第2弾となる整理術の著書を読んだ。仕事術からもう一歩踏み込んで、さらに具体的な仕組みが、紹介されていて大変参考になった。

はじめにで、本書の目的を「仕事を整理する『仕組み』を作り、そのノウハウを身に付け、あなたの成長へとつながる大切な『時間』を手に入れること」とある。 「書籍&机のまわりの整理」「PC&メールの整理」「頭の整理」「時間の整理」について、その考え方や…

ファイナンシャルアカデミーの泉正人氏の本を読んだ。最近、ファイナンシャルアカデミーの講座を受講してみて、泉さをお手本にして、素直に学んでマネてみようと思っている。

あとがきの「仕事をしていると、どこか必ず壁にぶつかります。しかし、この壁にぶつかったときこそが、人生のチャンスなのです。まずはとにかく、何かマネをすることからは始めましょう」というメッセージが結論であった。最少の時間と労力で最大の成果を出…

ワイキューブの安田佳生氏代表の本で、3年前の2006年に平積みされていたベストセラーを読んでみた。タイトルが目を引くが、本の内容は安田代表のビジネスに対する考え方が書かれていた。あくまでも安田代表の個人的な価値観・考え方であるが、参考となる部分が数多くあった。安田代表もリクルート出身であった。

千円札は拾うな。作者: 安田佳生出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2006/01/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 107回この商品を含むブログ (217件) を見る ・「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」(アインシュタイン…

ソフトオン・デマンド(SOD)の創業者である高橋がなり(雅成)氏の著書を読んだ。AV界のカリスマにまで上り詰めた高橋がなり氏からの若僧へのエールが十分伝わる内容であった。

この本は「サイゾー」で40ヶ月かけて毎月、自分自身を奮い立たせるために連載された強気な発言をまとめたものだそうだ。 40の生き方で、まとめられているが、その都度、文末に紹介されている「たかはし・がなり」の自己紹介文は、大変参考になった。 最終章…

ダイヤモンド社が全国の特約書店で無料配布している広報誌『経Kei』(2007年11月号)に、医療経営コンサルタントの大石佳能子・メディヴァ代表がコラムに投稿されていた。

「医療をもっと患者の視点を取り入れたサービス業にしたい」という見出しで、短い文書であるが、大いに共感する。 ○転機 ・36歳で妊娠した際に、「患者の立場にたったサービスが医療界では行われていない」 事に疑問を持った。 ・マッキンゼーで消費財メーカ…

GCAホールデングス代表・佐山展夫氏の講演メモ

日経主催の「不動産ファイナンスフェア2007」で、佐山先生と伊藤先生の講演が抽選で聴講できたので、有楽町の東京国際フォーラムまで行って来た。 佐山先生は、2年前に東大PBIの「医療経営学概論」の懇親会で名刺交換をして以来、4度目の「ナマ佐山先生」の…

日経新聞の12面にアシックスの全面広告が掲載されていた。創業者の鬼塚喜八郎氏が、今年9月29日に亡くなられたらしい。

一度読んでみて、起業家のエッセンスが凝縮されており、大変心に残ったので、全文をメモしておきたい。 <日経新聞・全面広告>ころんだら、起きればよい。 鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」 はじめてのサラリーマン生活は戦後3年でつまずいた。私利私欲の経営者…

関東経済産業局主催で、「企業発起業家を志す集い」という企画が行われている。第2回目の今回は、富士通から社内ベンチャーとして起業されたアクセラテクノロジの進藤達也氏の講演を聞く機会を頂けた。

富士通の研究者から、アクセラテクノロジ(検索技術の特許を所有)を創業するまでの生々しい苦労話を、飄々とお話頂け、大変有意義な時間であった。 金儲けよりもものづくりに魅力を感じる根っからのエンジニアであり、僅か1時間の講演だけで、人間的な魅力が…

森ビルでアーク都市塾という私塾が開かれているが、39期入塾式でリヴァンプの代表パートナーである澤田貴司氏が記念講演された。

何度か、玉塚氏の講演は聞いたことがあるが、澤田氏も同じ体育会系のオーラを感じた。 最初に森ビルの森稔・代表がわざわざ、この為に挨拶に来られていたのには、驚いた。 森代表の挨拶の後、都市計画で有名な伊藤滋先生の話は、大変興味深かった。 講演後の…

書名は少し品がないが、以前、本人の生講演を聴いたことがあるテイクアンドギブ・ニーズの創業者・野尻佳孝氏の著書を読んでみた。

先日の講演の時に、何も原稿を見ずにマイクだけを持って、持ち時間ピッタリで論旨がきれいに整理されて講演をされたのに驚いたが、この本を自分で何度も推敲されて自分の言葉になっていたからではないかと、理解した。 彼のハチャメチャな人生を、「面白い!!…

情報通信研究機構(NICT)が企画している起業経営セミナーで、元ハイパーネット社長の板倉雄一郎氏が講演された。事前に著書の文庫本を読んで望んだが、実際に本人に会うと、やはり強烈なオーラーを感じた。風邪気味とのことであったが、与えられた3時間の講演時間の間、機関銃のように止まることなく話続けてくれた。

オンライン証券会社の収益モデルは、勉強になった。騙されないように気をつけたい。 日本の国債の金利が1.7%で、トヨタの銀行借入金利1.4%よりも高いという事を知った。国よりトヨタの方が信用力が高いということか?講演後の質疑で、会場から「もう一度ベン…

本の裏側に元産業再生機構COOの冨山和彦氏の推薦文が書かれていたので、読んでみた。

頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)作者: 坂本桂一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/27メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (51件) を見る ・成功か失敗かの鍵は、何をやるかのWHATではなく、どうやって やるかのHOW…

歴史作家・童門冬二氏による明治期の実業家伝を読んだ。前書きでも著者が記しているように、単なる成功伝ではなく、本書は「経済人になることこそ、自分に与えられた天命である」と自覚して行動した人物が5人取り上げられ、「彼らはなぜ経済人を目指したのか」というモチベーションと初期の活動課程にウェートが於かれている。

ニッポンの創業者作者: 童門冬二出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2004/10/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る ○渋沢栄一 ・大政奉還後の新徳川家の領地は「駿府藩」といったが、家康時代の名称を 使わずに、朝廷に対し逆心の無い…

先週7月16日のHSP主催シンポジウムの懇親会にて、黒川清先生よりご紹介頂いた冨山和彦氏の著書を読破した。2年前位から、冨山氏には個人的に注目しており、講演会などはなるべく足を運んでいる。

冨山氏の生き方そのものに共感している。一歩でも近づけれるように、21世紀型のプロフェッショナルを目指したい。20代の若い方に、是非読んで頂き、逃げ切り世代の大人達に騙されないようにして頂きたいものである。 指一本の執念が勝負を決める作者: 冨山和…

早稲田大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の最終日の講師は、パソナ社長の南部靖之氏であった。

2002年頃に、立教ビジネススクールのアドバイザリーボードであった南部社長の講演を聞いた事があるが、5年前の講演とは違い、創業時の話を聞けた。 <講演メモ> ○時間の管理方法:1日を6時間毎に4つに分ける。 1.寝る(6時間) →夜更しして寝るのが遅くなると…

リクルートエグゼクティブエージェントが主催する「Road to CEO CAFE's」に、グリー代表の田中良和氏がゲストとして参加され、対談を聞くことができた。

30歳という若さで、日大らしく飾らない謙虚な人柄に好感を持った。 <対談のメモ> ○学生の頃 ・「76世代」と言われ、社会や国を信じていない世代。 ・中学生の時に、人生に対して夢をもてなかった。 ・大学に入り、刺激を得られる人を探した。 ・楽天がまだ…

早大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の第11回目の講師は、ミクシィの社長・笠原健治氏であった。

本人はカリスマではなく、普通の優秀な東大生といった感じであった。 <講演メモ> ○創業の経緯 ・1997年4月、大学3年の時に経営戦略のゼミに入り、「アントレ」創刊号から読んで いた。 ゼミでは米国IT系ベンチャー企業のケーススタディを読み、IT業界の経…

京セラ創業者・稲盛和夫氏の有名な著書(敬天愛人は京セラの社是)を読んだ。経営者としての心構え、気概、大変感銘を受けた本であった。

京セラの初年度決算で400万円の利益が出たので、京都銀行から借りた1000万円を3年で返せると考えていたら、利益の半分を税金で徴収され、残りの利益から役員賞与を出すと知らされ、残りが100万円になり、途方にくれたという話は笑えた。 敬天愛人―私の経営を…

東京商工会議所主催ビジネスセミナーにて、セントラルスポーツの後藤忠治・代表取締役社長が講演された。

ご自身も元東京オリンピックの水泳選手だったこともあり、体格もよく大変精力的な方であった。 講演の最期に「健康は全てではないが、健康で無ければ全ては無に等しい」という言葉を教えて頂いた。テーマ:「一生涯の健康づくりへ 日本初のスポーツ産業・成功…

社長になった今も、「引きこもり」と自ら語るニュータイプの経営者の講演を聞いた。

早大で開催のGMOインターネット寄附公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の本日の講師は、株式会社paperboy&co. 代表取締役社長・家入一真氏だった。こんな経営者もいても良いと和やかな気持ちになれる講演であった。 引きこもりらしく、徹底して観客に背…

日本ベンチャー学会、VB情報交換の広場[winwin]、三菱地所「東京21cクラブ」の共催で、新丸ビル「東京21cクラブ」コラボレーションスペースにて、イー・アクセスの千本倖生氏の講演があり、聴講してきた。

「シリアル・アントレプレナーから学ぶ起業プロセス」という企画で、会場である新丸ビルの日本創生ビレッジ「東京21cクラブ」の見学会、経済同友会前代表幹事の北城恪太郎氏や、早大ビジネススクールの松田修一先生ら豪華なメンバーによるパネルディスカッシ…

IBM「経営管理フォーラム2007」で、元産業再生機構の冨山和彦氏が講演された。新会社の経営共創基盤を設立され、引き続き経営のプロを育てていかれるそうである。

7月12日発売予定の著書『会社は頭から腐る』(ダイヤモンド社)を是非読みたいと思う。会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」作者: 冨山和彦出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/07/13メディア: 単行本購入…

HDDレコーダーが一杯になり、録ダメしていた番組を整理した中、昨年2006年11月27日にテレ東で放送された「カンブリア宮殿」で、本田技研工業の福井威夫・社長がゲストの番組を見つけ、思わず見入ってしまった。

新入社員への社長のメッセージが、とても心に残ったのでメモしておきたい。 <番組メモ> ○福井威夫社長がホンダの新入社員に贈った言葉 入社してホンダウェイを学ぶのもいい。 しかし、君たちが何かを持ってくる。 何かをしなければ、明日のホンダは無い。 …

ワタミ・渡邉社長の講演メモ

渡邉社長のナマ講演を聞くのも今回が2回目である。 「外食、病院、介護、農業、学校、NPOと色々やっているとよく言われるが、自分は経営しかやっていない。経営が不在の所にはビジネスチャンスがある」というメッセージが印象に残った。 また、NPO活動のビデ…

ソフトブレーン社・宋文洲マネージメント・アドバイザーの講演メモ

宗さんのナマ講演を聞くのは、今回で2回目。正直な人柄が、全面に出る講演であった。 自分の講演の途中で、自分の携帯が鳴って、「すみません。電源を切るのを忘れていました」と笑いを取り、 その後15分位後に、またまた携帯が鳴って、「すみません。時間が…