起業・ベンチャー

フレッシュネスバーガーの創業者、栗原幹雄氏の著書を読んだ。「ほっかほっか亭」「ごはな処 おはち」「魚がし日本一」「ワイズダイナー」を創業し、外食人生の集大成として、「フレッシュネスバーガー」を創業された人とは、知らなかった。この本には、外食産業で成功するためのノウハウと、起業のノウハウが凝縮されている。

面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。 フレッシュネスバーガー社長の現場的発想法作者: 栗原幹雄出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2008/09/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 27回この商品を含むブログ (24件) …

タイトルに惹かれて読んでみた。著者の丸山学氏は、年間100件以上の会社設立を行政書士という立場で、創業期の資金調達コンサルティングもされているそうだ。政府系金融機関から創業期の融資を受ける際の細かな手続き、書類の書き方が、丁寧に説明されている。これから会社を設立される方には、一読をお勧めしたい本である。

担保ナシ、保証人ナシ! 1000万円の借り方・引き出し方―起業したい人は国金を使いなさい!作者: 丸山学出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/02/29メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る <読書メモ>○丸山学の「…

アントレプレナーセンター(元・就職予備校)の福島正伸氏の最新本を読んでみた。2年前くらいから、福島さんの講演を3回聴きに行ったことがあるが、講演ネタが満載の本であった。講演に行けない人も、この本を読めば、擬似的に福島さんの感動エピソードを体感できるのでお勧めである。ゴールデンウィークの間に、「何のために働くか?」働く理由を確認するという原点に戻れるキッカケを得られた。

巻末の「おわりに」で、仕事で悩んでいる人に2つの提案が書かれていた。 1.人に会いに行って、話しを聞いて欲しい。人はあなたが予想もしなかったヒントとアイデアを与えてくれる。 2.誰かを励ます。元気のない人に、「大丈夫だよ」声をかけた一言が、自分自…

ビジネスバンク社の浜口隆則氏の共著を読んだ。非常に読みやすい文体で書かれていて、読みやすく、一気に読んでしまった。創業時の初心を忘れないようにしたいと、改めて実感させられる本であった。

著書の専用サイトも参考になる。 「小さな会社でありながら、その地域や業界でブランドと呼ばれるような会社は、矢印が内向き」「その為には、会社の方向性(ビジョン)が誰の目から見てもはっきりしてべき」という言葉がエッセンスである。だれかに話したくな…

元国税調査官の大村大次郎氏の著書で、ライブドア事件を「国策捜査」であるとする理由が色々と書かれていた。特に小泉政権の支持率が低くなり、ピンチとなった時に、必ず大きな事件が発生しているという分析は共感する。

東京地検特捜部は「正義の味方」と言われているが、官僚組織のルールでしか動けないというのは以外であった。 ライブドアショック・謎と陰謀―元国税調査官が暴く国策捜査の内幕作者: 大村大次郎出版社/メーカー: あっぷる出版社発売日: 2006/03メディア: 単…

ソフトオン・デマンド(SOD)の創業者である高橋がなり(雅成)氏の著書を読んだ。AV界のカリスマにまで上り詰めた高橋がなり氏からの若僧へのエールが十分伝わる内容であった。

この本は「サイゾー」で40ヶ月かけて毎月、自分自身を奮い立たせるために連載された強気な発言をまとめたものだそうだ。 40の生き方で、まとめられているが、その都度、文末に紹介されている「たかはし・がなり」の自己紹介文は、大変参考になった。 最終章…

東京都中小企業振興公社主催で立教大学経済学部の山口義行・教授の講演会が開催された。

テレビによく出演されているが、今回初めてライブで山口先生の話を聞き、大変面白い方だと感じた。 テーマ「中小企業の“連携”が未来を開く〜革新と創造の時代を生きる〜」○2008年は逆風の年 日本経済は、サワドイ所に着ている 1.建築関係が下落 ・2007年6月2…

東京大学と東京証券取引所の共催で、「大学発ベンチャーの成長とIPO実現に向けて」というテーマのセミナーで、今井賢一先生が基調講演されるというので聞いてきた。

日経新聞の12面にアシックスの全面広告が掲載されていた。創業者の鬼塚喜八郎氏が、今年9月29日に亡くなられたらしい。

一度読んでみて、起業家のエッセンスが凝縮されており、大変心に残ったので、全文をメモしておきたい。 <日経新聞・全面広告>ころんだら、起きればよい。 鬼塚喜八郎「失敗の履歴書」 はじめてのサラリーマン生活は戦後3年でつまずいた。私利私欲の経営者…

関東経済産業局主催で、「企業発起業家を志す集い」という企画が行われている。第2回目の今回は、富士通から社内ベンチャーとして起業されたアクセラテクノロジの進藤達也氏の講演を聞く機会を頂けた。

富士通の研究者から、アクセラテクノロジ(検索技術の特許を所有)を創業するまでの生々しい苦労話を、飄々とお話頂け、大変有意義な時間であった。 金儲けよりもものづくりに魅力を感じる根っからのエンジニアであり、僅か1時間の講演だけで、人間的な魅力が…

森ビルでアーク都市塾という私塾が開かれているが、39期入塾式でリヴァンプの代表パートナーである澤田貴司氏が記念講演された。

何度か、玉塚氏の講演は聞いたことがあるが、澤田氏も同じ体育会系のオーラを感じた。 最初に森ビルの森稔・代表がわざわざ、この為に挨拶に来られていたのには、驚いた。 森代表の挨拶の後、都市計画で有名な伊藤滋先生の話は、大変興味深かった。 講演後の…

自宅の隣駅の吉祥寺の吉祥寺東急インで、福島正伸さんが講演されるということで、参加してきた。会場には、遠く熊本と兵庫県から、わざわざこの講演の為に、いらっしゃった方がいるそうだ。福島人気はスゴイと実感。

講演の中で、企画書を年配者に持っていく時に包むという「夢・風呂敷」は、インパクトがあった。風呂敷で包んだ物を見ると、直感的に「大事な物」と年配者は思って頂けるらしい。講演会を主催されたのは多摩東急会で、東急のCSR活動の一環で、文化活動をされ…

書名は少し品がないが、以前、本人の生講演を聴いたことがあるテイクアンドギブ・ニーズの創業者・野尻佳孝氏の著書を読んでみた。

先日の講演の時に、何も原稿を見ずにマイクだけを持って、持ち時間ピッタリで論旨がきれいに整理されて講演をされたのに驚いたが、この本を自分で何度も推敲されて自分の言葉になっていたからではないかと、理解した。 彼のハチャメチャな人生を、「面白い!!…

『起業バカ (ペーパーバックス)』の著作を持ち、ご自身が出版社を創業して倒産経験を持つ渡辺仁氏の講演会に行ってきた。東京商工会議所・足立支部の主催で、参加費無料にもかかわらず参加者全員医に著書『マザーズ族 Leading Entrepreneurs in TSE Mothers (光文社ペーパーバックス)』を配布して頂けた。

渡辺氏の「起業バカで終る人とマザーズ族になれる人は、経営者としてに大した差はない。マザーズ族の創業者の殆どが人間的に大したことはない。強いて言うならばマザーズ族になれた人は、時流を掴むセンスと、それをアピールする能力が少しだけ優位だった」…

情報通信研究機構(NICT)が企画している起業経営セミナーで、元ハイパーネット社長の板倉雄一郎氏が講演された。事前に著書の文庫本を読んで望んだが、実際に本人に会うと、やはり強烈なオーラーを感じた。風邪気味とのことであったが、与えられた3時間の講演時間の間、機関銃のように止まることなく話続けてくれた。

オンライン証券会社の収益モデルは、勉強になった。騙されないように気をつけたい。 日本の国債の金利が1.7%で、トヨタの銀行借入金利1.4%よりも高いという事を知った。国よりトヨタの方が信用力が高いということか?講演後の質疑で、会場から「もう一度ベン…

歴史作家・童門冬二氏による明治期の実業家伝を読んだ。前書きでも著者が記しているように、単なる成功伝ではなく、本書は「経済人になることこそ、自分に与えられた天命である」と自覚して行動した人物が5人取り上げられ、「彼らはなぜ経済人を目指したのか」というモチベーションと初期の活動課程にウェートが於かれている。

ニッポンの創業者作者: 童門冬二出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2004/10/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る ○渋沢栄一 ・大政奉還後の新徳川家の領地は「駿府藩」といったが、家康時代の名称を 使わずに、朝廷に対し逆心の無い…

早稲田大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の最終日の講師は、パソナ社長の南部靖之氏であった。

2002年頃に、立教ビジネススクールのアドバイザリーボードであった南部社長の講演を聞いた事があるが、5年前の講演とは違い、創業時の話を聞けた。 <講演メモ> ○時間の管理方法:1日を6時間毎に4つに分ける。 1.寝る(6時間) →夜更しして寝るのが遅くなると…

リクルートエグゼクティブエージェントが主催する「Road to CEO CAFE's」に、グリー代表の田中良和氏がゲストとして参加され、対談を聞くことができた。

30歳という若さで、日大らしく飾らない謙虚な人柄に好感を持った。 <対談のメモ> ○学生の頃 ・「76世代」と言われ、社会や国を信じていない世代。 ・中学生の時に、人生に対して夢をもてなかった。 ・大学に入り、刺激を得られる人を探した。 ・楽天がまだ…

早大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の第11回目の講師は、ミクシィの社長・笠原健治氏であった。

本人はカリスマではなく、普通の優秀な東大生といった感じであった。 <講演メモ> ○創業の経緯 ・1997年4月、大学3年の時に経営戦略のゼミに入り、「アントレ」創刊号から読んで いた。 ゼミでは米国IT系ベンチャー企業のケーススタディを読み、IT業界の経…

早大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の第11回目の講師は、テイクアンドギヴ・ニーズの社長 野尻佳孝氏であった。

日頃、週刊誌程度の事しか、野尻社長の人物に関する情報は知らなかったが、90分という短い時間で、彼に若い人が付いていく「カリスマ性」をが十分理解できた。 講演は全て断っているそうで、今回はGMOの熊谷正寿・社長からの依頼で断れなかったらしい。大変…

テンプスタッフ関連の書籍を探していて、たまたま本書を見つけた。企画部営業サポート室の社員が企画し、ジャーナリストが関係者に取材して作られた本のようである。

同社の自由な企業文化がどう構築されていったのか、創業者の篠原欣子(しのはらよしこ)代表の経営哲学もよく理解できた。逃げない人を、人は助ける作者: 芦崎治出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2003/12/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品…

慶応大でNTVPの投資先と慶応発ベンチャーの社長が、自社のプレゼンをするプライベトカンファレンスに行って来た。

年に2回開催されるが、今回も魅力的な事業を展開しているベンチャー企業が参加していた。 PTP社の「SPIDER」の個人向け廉価版の発売が楽しみである。 <プレゼンのメモ> ○株式会社PTP ハードディスクレコーダーの開発 ・2000年設立。 ・「SPIDER」の開発は3…

早大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の第10回目の講師は、ドリコムの内藤裕紀社長であった。

28歳という事もあり、若さと溢れるエネルギーを感じた。 <講演メモ> ○生い立ち ・6畳4畳半、風呂無しのアパートで育った。 ・高校時代はグレて16歳の冬に家出をした。 ・発明家になりたかった→発明家=ノーベル賞→京大と思いつき、4ヶ月猛勉強 の結果、京…

ライブドア事件の主犯の一人とされる宮内亮治氏(法的な罪名「有価証券報告書の虚偽記載」)の手記である。堀江被告との出会いから、どのようにライブドアの成長させて行き、粉飾決算による逮捕となったか、その経緯を宮内氏の視点で詳細に書かれていた。

著者はこの本で、「実態のあったライブドアという会社を誤った目で見て欲しくない」と主張している。正しく著者が巻末に書いているように「内から書かれたライブドアの実像」であるかもしれない。 一部では、国策捜査と言われるライブドア事件であるが、否認…

グロービスのベンチャー・キャピタル事業部門の主催によるベンチャーキャピタルナイトというイベントに参加してきた。

グロービス・キャピタル・パートナーズが投資するベンチャー企業3社の社長と堀代表との対談であったが、「BAGEL & BAGEL」を運営するドリームコーポレーションの林社長は、人間的な魅力があると感じた。 第1回目のテーマ「創業期におけるベンチャーキャピタ…

早稲田大学で開催されている公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の9回目の講師は、NTTドコモ執行役員の夏野剛氏であった。

『社長失格』の著者、板倉雄一郎が社長をしていたハイパーネットの創業メンバーだったとは、知らなかったので、夏野氏を見る目が変わり、親しみを感じた。 母校の後輩に対する講演ということで、伸び伸びと講演されて、大変面白かった。 これまでに殆どの有…

京セラ創業者・稲盛和夫氏の有名な著書(敬天愛人は京セラの社是)を読んだ。経営者としての心構え、気概、大変感銘を受けた本であった。

京セラの初年度決算で400万円の利益が出たので、京都銀行から借りた1000万円を3年で返せると考えていたら、利益の半分を税金で徴収され、残りの利益から役員賞与を出すと知らされ、残りが100万円になり、途方にくれたという話は笑えた。 敬天愛人―私の経営を…

東京商工会議所主催ビジネスセミナーにて、セントラルスポーツの後藤忠治・代表取締役社長が講演された。

ご自身も元東京オリンピックの水泳選手だったこともあり、体格もよく大変精力的な方であった。 講演の最期に「健康は全てではないが、健康で無ければ全ては無に等しい」という言葉を教えて頂いた。テーマ:「一生涯の健康づくりへ 日本初のスポーツ産業・成功…

社長になった今も、「引きこもり」と自ら語るニュータイプの経営者の講演を聞いた。

早大で開催のGMOインターネット寄附公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の本日の講師は、株式会社paperboy&co. 代表取締役社長・家入一真氏だった。こんな経営者もいても良いと和やかな気持ちになれる講演であった。 引きこもりらしく、徹底して観客に背…

日本ベンチャー学会、VB情報交換の広場[winwin]、三菱地所「東京21cクラブ」の共催で、新丸ビル「東京21cクラブ」コラボレーションスペースにて、イー・アクセスの千本倖生氏の講演があり、聴講してきた。

「シリアル・アントレプレナーから学ぶ起業プロセス」という企画で、会場である新丸ビルの日本創生ビレッジ「東京21cクラブ」の見学会、経済同友会前代表幹事の北城恪太郎氏や、早大ビジネススクールの松田修一先生ら豪華なメンバーによるパネルディスカッシ…