2007-01-01から1年間の記事一覧

本日9/20の日経新聞夕刊で、大学の講義無料配信が広がっていると報じられていた。

従来は、その大学に所属する学生しか受けられなかった講義の教材や映像にアクセスでき、講義の映像や音声の配信も進んでいるそうだ。 入学する前に、大学の講義を聴講できるとは、随分と恵まれた環境になったものである。 慶応大図書館長の「講義情報や蔵書…

HSPの4期生として、入学が認められ、毎週水曜日の夜、丸の内まで出向いている。今回は野田智義氏の「リーダーシップ」に関する講義であった。

日頃、色んなグループの取りまとめ役になる機会が多いが、リーダーシップというものを意識したことがあまり無かった。色んな方の生講演を聞くが、野田氏の話は非常に分かりやすく、心に残る話であった。さすが、仏インシアード経営大学院で3年連続ベストティ…

昨年2006年春に立教大学ビジネススクール(RBS)で研究活動を開始した「医療経営研究会」のメンバー10人で分担して、年明けから執筆、校正作業の末、ようやく共著が出版されることとなった。

ビジネスデザイン研究科委員長の亀川雅人先生のご配慮で、この様な貴重な機会を頂け、本当に有難い。 医療と企業経営作者: 亀川雅人出版社/メーカー: 学文社発売日: 2007/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (1件) を見る 当該…

今日のTBSがっちりマンデーは、「餃子の王将」。学生時代は大変お世話になったものだ。

チェーン展開をする場合、必ずマニュアル化の徹底が必要と思っていたが、餃子の王将は全くマニュアルを否定し、店ごとにそれぞれの答えがあるべきという考えで店舗展開をしているそうだ。 1000店舗展開に向けて、頑張ってほしいものである。 ○餃子の王将 今…

黒川清先生の著作を順番に取り寄せて、読んでいる。この本は1993年に「アメリカと日本」というテーマで開講された第80回東京大学公開講座をまとめたものであった。

「アメリカと日本の医療」というテーマで黒川先生が担当されている。米国(15年)と日本の両国で臨床、教育、研究経験のある黒川先生だからこそ、説得力のある適任のテーマであると感じた。 むすびで、「アメリカでは優れた医師と設備を一部の人しか利用できな…

リクルートOBの著作ということで、大変興味深く読ませて頂いた。キャリアを自分で考え直すきっかけを与えてくれる本である。

あなたが年収1000万円稼げない理由。―給料氷河期を勝ち残るキャリア・デザイン (幻冬舎新書)作者: 田中和彦出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/01メディア: 新書購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (36件) を見る <読書メモ>○年収も「需要と…

書名にインパクトがあったので、思わず手にとってしまった。納得する部分もあり、支払うのが当たり前と、これまで全く疑問を持たなかった自分の素直さを反省した。小市民的な生活を送っている日本人は、国家的な詐欺を認識しているのか、それとも知らないのか、本当にお人よしである。日本人には「従順な遺伝子が人口の70%もある」という科学的調査がらしい。

払うのが一般的とされている料金(高速道路通行料、NHK受信料、交通違反反則金、国民年金、国民健康保険料、サラ金の金利、敷金、介護保険料、源泉所得税)を支払うことのメリットと支払わないことのデメリットも説明されており、社会制度の勉強になった。 払…

日経新聞の夕刊に、「米医療保健 未加入4700万人に増加」という記事が掲載されていた。

日本の社会保障制度も、現状のままだと崩壊しかねない。これからも、米国の医療制度の行く末を注視していきたい。米医療保険、未加入4700万人に増加・大統領選へ格差論議加速 米国勢調査局が28日発表した2006年の家計調査によると、政府と民間が提供する医療…

本の裏側に元産業再生機構COOの冨山和彦氏の推薦文が書かれていたので、読んでみた。

頭のいい人が儲からない理由 (講談社BIZ)作者: 坂本桂一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/03/27メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 30回この商品を含むブログ (51件) を見る ・成功か失敗かの鍵は、何をやるかのWHATではなく、どうやって やるかのHOW…

日経新聞の夕刊に『ネツト書評家の実力』という記事が掲載されていた。

個人のブログが、本の売れ行きを左右しているらしい。すごいことだと感心した。 <記事のメモ> ○橋本大也氏のブログ「情報考学」 ・ITベンチャーを経営 ・2003年9月から開始以来、800冊を紹介。 ・1日当り閲覧件数は約1万。 ・1日1冊は読破して、ブログを毎…

出張の度に、地方の病院の経営状況が、更に悪化しているのを実感する。

現在120名の看護師のうち、1/3に当る40名の看護師が今月と来月にかけて、退職することになったそうだ。循環器系の医師グループが、退職したのをきっかけに、老人病院化することになり、若い看護師が一気に退職ということらしい。 看護師も、打つ手が無く治ら…

1年ぶりに函館を訪問。函館には今回の出張で4回目。

9月ということで、お目当ての「活いか」を食べ、最高でした。 いかの足の吸盤が、ポッぺタにくっつく感触が、クセになります。出張の楽しみを、十分満喫できた一日でした。

先日3月22日に亡くなられた城山三郎氏を偲ぶ会が、「憲法行脚の会」主催で行われた。城山氏と共著を出されている内橋克人氏が基調講演をされるということで、参加してきた。

本日8月18日は、城山三郎氏が存命であれば、80歳の誕生日であったそうだ。 城山三郎と言う作家が、残した著作が、どのような背景で書かれたのか、理解が深まった。 学生時代に、数冊、読んだ事があったが、是非、内橋氏が推薦する代表作3冊を読みたいと思う…

来月9月からHSPの4期生として、入学が許可されたことをきっかけに、黒川清先生の著作を読むことにした。まずは10年前の1995年に出版された対談本を読んでみた。黒川先生は当時、東大医学部の第一内科教授だったそうだが、現在と言っていることが全くブレていないのには驚いた。

この本は1994年4月に出版された「医を変える」の続編。 この当時に、「医療制度は既に疲弊している」とされている。 医を語る―医師の質を高め患者のための医療を探る作者: 黒川清,田辺功出版社/メーカー: 西村書店発売日: 1995/04メディア: 単行本この商品を…

最近、「社会起業家」に興味を持ち始めている。本書は写真家の渡邊奈々さんが、2000年夏から2005年春にかけて60人の世界を代表する社会起業家に会いに行き、まとめられた物である。

彼ら60人に共通していた事は、「みな清々しい嬉しそうな表情をしており、謙虚」だったこと。 エピローグで著者が、米国の友人に「米国人と日本人が決定的に違うことを気づいた。日本人には、自分より恵まれない人達に対するコンパッションがない」と投げかけ…

本日のTBS「がつちりマンデー!」はハウス食品だった。日本人は年間に50億皿、一人当たり年間50皿もカレーを食べているそうだ。

小瀬恕・おぜ あきら)社長が番組の大ファンだそうで、「CM2の後で・・・」を自分も言いたくてしかたなかったそうだ。(笑) <番組メモ>○会社の歴史 ・1913年 浦上靖介が、薬やスパイスの小売商店「浦上商店」を創業 ・知人から「ホームカレー」というカレー…

歴史作家・童門冬二氏による明治期の実業家伝を読んだ。前書きでも著者が記しているように、単なる成功伝ではなく、本書は「経済人になることこそ、自分に与えられた天命である」と自覚して行動した人物が5人取り上げられ、「彼らはなぜ経済人を目指したのか」というモチベーションと初期の活動課程にウェートが於かれている。

ニッポンの創業者作者: 童門冬二出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2004/10/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る ○渋沢栄一 ・大政奉還後の新徳川家の領地は「駿府藩」といったが、家康時代の名称を 使わずに、朝廷に対し逆心の無い…

米山公啓氏の5年前の著書を読んだ。医学界における学閥について理解が深まった。

患者が求める医療に関する情報が反乱すればするほど、医療のブランド化が進むが、曖昧な情報によって、ブランド化、系列化された医療を選択することが望ましいのか?警鐘を鳴らす本であった。 学閥がどうできあがってき、それがどう利用され、今後それをどう…

先週7月16日のHSP主催シンポジウムの懇親会にて、黒川清先生よりご紹介頂いた冨山和彦氏の著書を読破した。2年前位から、冨山氏には個人的に注目しており、講演会などはなるべく足を運んでいる。

冨山氏の生き方そのものに共感している。一歩でも近づけれるように、21世紀型のプロフェッショナルを目指したい。20代の若い方に、是非読んで頂き、逃げ切り世代の大人達に騙されないようにして頂きたいものである。 指一本の執念が勝負を決める作者: 冨山和…

日経パソコンが毎年発表している「e都市ランキング 2007」が今年も発表された。

調査対象となる自治体数が2003年には2640件だったのが、今年2007年には1606件へと、約1千件減っているのには、ビックリした。出身の丸亀市が274位と、奮闘しているのが嬉しかった。 今、住んでいる武蔵野市が186位と向かいの三鷹市9位に対して、大差を空けら…

またまたNHKがお騒がせをしている。本当に困った組織だ。

「公共放送」と主張している感覚が理解できない。 NHKの2008年の大河ドラマは、宮崎あおいさん主演の「篤姫(あつひめ)」に決まったが、ドラマの舞台となる鹿児島県の関係者の多くは、「非常に残念」なのだそうだ。NHKエンタープライズが製作発表前に、「篤姫…

日本大学で「愛校心を考える」シンポジウムが開催された。少子化の中、六大学、関関同立が志願者数を上乗せしている中、日大と青学の志願者数が5%減っている厳しい状況の中、「愛校心とは何ぞや?」と約200名の校友が集まり、時間を共有した。

基調講演ではベネッセの執行役員補・山河健二氏、パネリストには、「自分のアイデンティは、全て日芸が作ってくれた」と言う山本晋也監督が、大変興味深い大学時代の話をされていた。 日本大学は、明治22年に創設され、今年で118周年目、平成21年には120周年…

早稲田大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の最終日の講師は、パソナ社長の南部靖之氏であった。

2002年頃に、立教ビジネススクールのアドバイザリーボードであった南部社長の講演を聞いた事があるが、5年前の講演とは違い、創業時の話を聞けた。 <講演メモ> ○時間の管理方法:1日を6時間毎に4つに分ける。 1.寝る(6時間) →夜更しして寝るのが遅くなると…

リクルートエグゼクティブエージェントが主催する「Road to CEO CAFE's」に、グリー代表の田中良和氏がゲストとして参加され、対談を聞くことができた。

30歳という若さで、日大らしく飾らない謙虚な人柄に好感を持った。 <対談のメモ> ○学生の頃 ・「76世代」と言われ、社会や国を信じていない世代。 ・中学生の時に、人生に対して夢をもてなかった。 ・大学に入り、刺激を得られる人を探した。 ・楽天がまだ…

黒川清・内閣特別顧問が基調講演されるということで、東大医療政策人材育成講座(HSP)主催のシンポジウムに参加した。

お忙しいにもかかわらず、懇親会に黒川先生も参加されたので、名刺交換をさせて頂いた。 その際に、冨山和彦氏の著書『指一本の執念が勝負を決める』をご紹介頂いた。早速、読みたいと思う。 <黒川清先生の講演メモ> ○日本の医療の現状 ・先進国の中では、…

今日のTBS「がっちりマンテー」のテーマは「お惣菜」だった。オリジン弁当の説得力のある出店戦略には、びっくりした。

<番組メモ> ○外食市場規模 1997年 30兆円 2005年 25兆円 ○中食産業の市場 2000年 7兆7千億円 2004年 8兆2千億円 ○オリジン ・創業13年で600店舗 ・出店戦略として、集客力が一番強いコンビニの隣に出店する。 →コンビニが3店舗あれば、必ず出店。 →24時間…

本日の日経新聞夕刊の1面に『「携帯レジ」欧米で広がる』という記事が掲載されていた。

小売店もハイテク化をする事で、コスト削減が可能であるということが理解できる。<記事のメモ> 顧客に端末機を持たせて、自分でバーコードを入力させ、レジで会計をスムーズに 済ませるという仕組み。 通常20分ほど待たされる所、セルフレジでは待ち時間が…

早大公開講座『勝ち組ベンチャー企業の条件』の第11回目の講師は、ミクシィの社長・笠原健治氏であった。

本人はカリスマではなく、普通の優秀な東大生といった感じであった。 <講演メモ> ○創業の経緯 ・1997年4月、大学3年の時に経営戦略のゼミに入り、「アントレ」創刊号から読んで いた。 ゼミでは米国IT系ベンチャー企業のケーススタディを読み、IT業界の経…

5月1日テレ東放送の「ガイアの夜明け」の録画番組『究極のサービスを目指せ!〜心をつかむ"おもてなし"とは?〜』を見た。

ザ・リッツ・カールトンのサービスは、本当に凄いと感じた。是非、成功して、本物のサービスを一度経験したいと思った。<番組メモ> ○ザ・リッツ・カールトン ・10年前に、ザ・リッツ・カールトン大阪を開業。 ・2006年 日本ホテル宿泊客満足度調査(J.D.パ…

以前から読もうと思っていた本を漸く読むことができた。社会起業家とは何か、様々な事例が紹介され、ビジネスの社会化、NPOのビジネス化の動きが良く理解できる。

社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流 (岩波新書)作者: 斎藤槙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/07/21メディア: 新書購入: 6人 クリック: 36回この商品を含むブログ (39件) を見る ○社会起業家の潮流 ・1980年代初頭に英国でその概念が生まれ、福…